86:名無しNIPPER[saga]
2017/07/02(日) 19:52:01.28 ID:DYR3zFTaO
私は、塔を見上げて立ち止まった。
塔の上には、釣り合いの取れないほど大きな貯水タンクがコンクリートの厚い壁に包まれて不安定にのっている。
それがなんだか、男性器を彷彿とさせるフォルムで、私は可笑しくなってクスクスと笑い始めた。
じっと見上げているうちに、青い空の中でそれが揺れ始めるような気がした。
いつの間にか陽が傾き、広場の真ん中を塔の影が突き抜けて走る。
何気なくその影にそって眼をすべらせると、広場の外れのちょうど塔の頭の影の部分に、人だかりがあった。
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