ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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903:名無しNIPPER[saga]
2022/05/15(日) 23:19:07.21 ID:PcGRRSLC0
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 カバレロ「あっ、あっ、あぁぁ…お、俺の…俺の"城<こうじょう>"が…っ
                 俺が駆け出しの若い頃から借金してまで作った工場がぁぁ〜」


 工場の奥で青春の1ページとも呼べる自分の城が破壊される音を耳にしてギャングスターは今にも泡を吹き倒れそうで
そんな彼を側近達が「カバレロさん!?お気を確かに」と支えている…。

 肩をぶるぶると震わせたドン・カバレロは不意に笑った、突然笑い出したのである


 カバレロ「ふ、ふはははっ、ふはははははははははーっはははははっ!!!!」



          側近「か、カバレロさん!?遂にイっちまったんですかい!?」

 水棲系モンスター(青)「し、しっかりしてくださいよォ!!」



 カバレロ「…うるせぇ…畜生…畜生ぉぉ…もう自棄だ!!オイてめぇら"アレ"持ってこいや!アレ!」



   側近「へ?アレ…えっ!?まさか"アレ"に乗り込むってんですかい!?」

 カバレロ「どうせ俺は終わりなんだっ!なら最期くらい俺自らが戦いを挑んでやらぁ!!!」


―――
――



 フェイオン「このボタンを押せば良いのか?」

  メイレン「ええ、そうよ…ほら見なさいな、下層でスイッチ前にある邪魔な木箱を持ち上げたでしょ」


 真上から下層の様子を伺う男女とゲル状生物は術士達の進行方向にある金網フェンスで区切られた一間の変化を目で追う
自分達の操作したボタンの結果、クレーンは彼らが動かす手筈のスイッチの前にある障害物を持ち上げた
 丁度いいタイミングで彼らもそこに到達して術士と金銭にがめつい女がアンデット系のモンスターを八つ裂きにする最中
クーンと弦楽器を背負った男が"クレーンゲーム"に興じていた


 娯楽施設の遊びの名を例に出したが言い得て妙である。


 お気楽二人組が指で押したボタンは正しくその通りにクレーンが左右を行ったり来たりしていて、彼らが二度目の指圧を
ボタンに加えればぴたりと止まってヌイグルミを捕まえる様に機械の手が下りてくる…
 これをクレーンゲームと称さずしてなんと呼べようモノか


<オラァ、盗んだヤツ何処だゴルァ
<ひぃぃ…何の事だよ!?
<吐け!さもなくば首から上を[インプロージョン]で爆殺する
<おたすけぇぇぇぇ!!



 リュート「あっ、クーンずりぃぞ!!俺こういうの得意なんだって!」
  クーン「えぇーっ、ボクにやらせてよ!」


 リュート「駄目だ、お前は上で散々ボタン押したろ〜、次は俺の番!」ポチッ
  クーン「あぁぁぁーっ!」


 クレーン『 』ウィーン、ガシッ


 カバレロの手下C「か"ろりっ!?」ビクッ


 木箱の上で援護射撃を試みようとしていた部下が1人、首根っこを掴まれて奇声を上げる…そのまま宙ぶらりんで
降りる事ができずジタバタと無駄な足掻きをする彼を捨て置き進行組はカバレロがすぐ近くに陣取る区画まで駆けてきた


 クーン「むぅっ、次はボクに押させてよね!あそこだよ、あのボタンを押せば昇降機が動くから」



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