ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】
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1日遅れて申し訳ない 続きは土日予定
[saga]
2022/08/15(月) 16:34:56.91 ID:rBkd7eZT0
田舎出身組の二人がゴミ捨て場に落下する中、先行した面々は太いパイプ管の道を通っていた
エミリア曰く「まるで学食だわ」と評した囚人達の食堂の真上を通り、規則性のある動きで出現と消失を繰り返す
ゲル状生物の住処と化した湿り気のある配管の中を潜り抜け、その先の梯子を昇り…
アニー「こっちよ、いつもなら此処を降りてくルートだけど今回はそっち、向こう側に飛び乗るわ」シュバッ!
そう言って道中放し飼いにされていたモンスターを切り裂いた剣を鞘に納めた彼女が向こう側へと跳ぶ、それに倣うよう
他の潜入者達も跳んで行く、長い降り階段の先に厳重警備がされた扉が一つ
メイレン「此処に刑期100万年の男がいるのね…」
フェイオン「私が開けよう」スッ
人の生涯が何人分費やされれば償えるかもわからなくなる途方もない罪科を背負った人物が待ち受ける部屋だ
慕っている女の身に大事があっては困ると辮髪の男が前に出て無骨な腕でドアの取っ手を掴む
彼が戸を開けるとそこに居たのは……!!
所長「ご苦労だったね、やはりここの囚人に用があったのかね。」
アニー「なっ!?道楽所長…ッ!」
独房の中に囚人など居なかった。いたのは[ディスペア]の最高権力者…この監獄の所長その人だったのだ…ッ!
全員が身構える、このままでは憐れ一行は刑務所の愉快な仲間入りを果たしてお揃いの囚人服で臭い飯を食うハメになると
しかし…所長は身構えた一行を一瞥してからフッと笑い、手を振る「拘束する気はない、落ち着き給え」との言葉付きで
メイレン「どうして、バレたの…」ゴクリッ
入口の所で最初に出会った時からだろうか?こちらにはアニーが居た…やはり顔を見られていたのか?当然の疑問を
紫髪の女性が投げかける…すると所長は右手の甲を見せる様に軽く手を挙げた、その薬指に嵌められた装飾品を見せる様に
所長「君らが来た時、これが光ってね。そう…私は"ここの所長でもあり、同時に囚人でもある"」
彼は事も無げにさらりと言ってのけた、自分は監獄の最高責任者だが、同時に囚人なのだと…この事実を知る物は
世界に数える程しかいない、自由の身でありながらも囚われの身―――なんと矛盾した立場であろうか…。
所長「この[ディスペア]全てが私のための監獄と言ってもいいだろう…」
どこか遠くを見つめる様にそう呟いた所長の表情は…深々と被った帽子の所為で目元は見えにくいが
口元は何処か皮肉めいた自嘲とも取れる笑みを零していた。
長い年月を同じ場所で、同じ様なルーチンワークばかりしていた、そんな疲れ切った男の顔に見えたのだ…
「今日を解放の日とする。」などと宣い、腕に自信のある囚人が自由を掴むために監獄内を奔走する様を眺める娯楽を
愉しむという道楽に耽る理由も全てそこにありそうな気がした
メイレン「…一体、何したの?」
純粋な疑問を投げかけた、目の前の男は間違いなく風変りな変人だが…極悪人には見えなかったからだ
それに対して、痛い横腹を突かれたと言った具合の苦笑を浮かべながら彼は言う
所長「フッ、指輪が欲しいのではないのか?」
…触れて欲しくない内容なのだろうな、露骨に話題を逸らした所長と、そんな彼の前にトコトコ歩いて行くマイペースな
緑の獣っ子が「うんっ!」と元気に声を上げる
所長「何故だ?」
クーン「んっとね…――――――」
―――
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