【安価コンマ】サキュバスによる魔法少女狩り 2
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760: ◆DcY2UQdn6g[saga]
2018/03/21(水) 04:40:38.57 ID:Sd1umRep0
リアテナ「ていう感じで採取した材料で作ったのがこのケーキって訳よ司姉」

サキュバスはテーブル越しに得意気な顔で客人に語らう。

司は主催の厚意に背かぬようじっくりと口の中で味わい咀嚼するとその味に思わず笑みが零れる。

司「なるほど。魔法少女たちの絶望、羞恥、歓喜、悲哀が混ざり合ってこの深い味が出るのか。相変わらず君の発想と腕には驚かされるよ、リアテナ」

リアテナ「お口に合ったようで何よりだわ。今回は一気に4人も材料が手に入ったのが大きかったわ」

満足した様子の客人の反応にリアテナも上機嫌といったところだ。

捕らえた少女を苗床にして生産した材料を使っての料理の品評会――傍から見れば悪趣味極まりないお茶会が魔界で開かれている最中だ。

リアテナはかつては高名な魔法少女だったのだが魔界で淫魔に敗北し、陵辱の限りを尽くされた後更に運悪く司に回収されサキュバスにされた過去がある。

しかし生まれ変わった彼女はサキュバスにしてくれた司をむしろ感謝し今でもこうして二人お喋りをする仲だ。

司「しかし、驚いたよ。まさか魔力を持たない唯の人間を淫魔にしてしまうなんて。君の魔力でもかなり難しかったろ?」

リアテナ「ええ、実際かなりギリギリだったわ。でも直感ていうのかしら、この娘しかいないっていう確信めいた物を感じたの」

話は弾みそれぞれの近況の話題となる。特にターナとベニオの件は互いに興味を惹かれる内容であった。

司「いやー。君の時は素体が優秀だったし元々狙ってやったんだが、まさか偶発的に魔法少女のサキュバス化を目にするとは思わなかったよ」

リアテナ「へー、今度会ってみたいわね。そのベニオって元魔法少女の娘。行ってみれば私の妹みたいなもんだし」

司「根が真面目なタイプだから君とは合わない気もするけど今度声かけてみるよ」

いつも以上に饒舌となり乾いた喉を潤すために紅茶に口を付けた後、リアテナの顔が急に曇った。

リアテナ「・・・やっぱり私まだまだね・・・詰めが甘いわ」

妹分の態度の急変に司も柄になく心配そうに尋ねる。

司「どうしたんだ急に?具合でも悪いのかい?」

リアテナ「ううん。違うの司姉。今更気づいたんだけど折角のお茶会なのに肝心のお茶が茶請けのインパクトに完全に負けてるの・・・」

今出ている紅茶は魔界でも最高級の茶葉を使った一品ではあるが確かに趣向を凝らして作られたケーキに比べると霞むのは事実だった。

司「いや、十二分に堪能したよ。これ以上を望んだら贅沢さ」

口ではそう言ったがリアテナがこんな言葉に納得しないのは司も重々承知だ。

リアテナ「駄目よ。妥協は許されないの。このケーキに負けないお茶・・・いえ・・・もっと根本的な要素・・・そう水!最高の紅茶に相応しい高貴な水!体液!」

誰に似たのかこうなると何を言っても聞かないなと司は苦笑しつつも、妹分の飽くなき探求心に科学者として好ましく思った。

リアテナ「決めたわ!司姉!次のターゲットは高貴なる魔法少女!それを使って最高の紅茶を御馳走するわ!」

高貴という単語に司はふと一人の魔法少女の事を思い出す。いつか自分で手籠めにしようと思っていた一人だがリアテナにならば譲るのも惜しくないと思えた。

司「それならピッタリの魔法少女がいるよ」

どんな御馳走より甘い味が司の舌に広がった。


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