130:名無しNIPPER[saga]
2017/08/24(木) 00:36:20.52 ID:gfRe4Xuq0
ウェンカムイ「ああ、またやっちまった…こいつらとその母親で今週は楽しめると思ったのに!」
地団駄を踏むウェンカムイ、その力強さはチビアライさんたちにとっては軽い地震だった。
自分の思い通りにいかなかった時のリアクションはとても幼い…
恐怖で死にそうなチビアライさんが自分より年上のチビアライさんに話しかけた。
チビアライ「うう…お姉ちゃん…アライしゃんは前に逃げるから後ろに逃げるのだ…」
チビアライ「そ、そんなことしたらお前が捕まってしまうのだ!!」
チビアライ「い、いいのだ…もしかしたらアライしゃんが助かるかもしれないのだ…」
二人共相手を気遣う。
チビアライ「そ、そうか、それなら」
ウェンカムイ「あああ?お前ら何を喋ってる?」
二人がコソコソ喋ってることに対して睨みつける。
チビアライ達「ひいっ」ジョババ
と驚きまた失禁するも二人は目を合わせ…
チビアライ達「逃げるのだー!!!」タタタタタタ
前と後ろに猛ダッシュしたのだ。
ウェンカムイ「はあっ、今更ようやく逃げるのかよ!」
恐怖のあまり今までヨチヨチトコトコ歩きだったチビアライさん達は成長して
走り出せるようになったがそれでもウェンカムイの方が何倍も早い、
普通のヒグマですら時速60キロ出せるのだからフレンズになった足の速さは
時速数百キロを超えていた。
後ろに逃げようとしたチビアライさんを一瞬で捕まえたのだ。
チビアライ「うぎゃぁっ」
ウェンカムイ「もう一人はっと?」
反対方向を振り向くともう一匹のチビアライさんはどこにもいなかった…
姉が捕まると思った瞬間、ウェンカムイの死角になる方向に逃げ出したのだ。
これは裏切りでも何でも無く助かる確率を上げるための決断だった…
ウェンカムイ「くそっ、逃したか…」
捕まえていた手を放しチビアライさんを地面に落とす。
チビアライ「ぷぎゃっ」
ウェンカムイ「もう、なれないことするのはやめるわ…お前オレを倒してみろ…」
自分の手のひらを一人残ったチビアライさんに向ける。
ウェンカムイ「この手をちょっとでも傷つけたらオマエは助けてやるよ。」
自分が一番得意な遊び、戦いごっこを手のひらでチビアライさんに持ちかけるのだった…
チビアライ「ああああああ…うわああああああああああ!!!」
最後の望みにかけて手のひらに向かっていくチビアライさん。
そして、闘争に成功したチビアライさんは。
チビアライ「うううううーー!!!あいちゅめ絶対に仕返してやるのだ…」
チビアライ「お姉ちゃんを食べたお返しにこっちも食べ食べしてやるのだ!!!!」
チビアライ「ううう…もっと大きくなって…うううう…もっともっとたくさん!!!」
逃げ出した、チビアライさんの目には明らかに復讐の炎が灯っていた…
つづく
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