アライさんのちょっと酷いのだ劇場
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152:名無しNIPPER[saga]
2017/08/27(日) 22:46:59.19 ID:ZZ7kAqsI0
ドガンッ

ウェンカムイの足元に鉄球のような物体がぶつかった。

アライさん「よくも…チビ達を…オマエえええええええええええええええ!」

アライさんの頭からのタックルが突き刺さっていたのだ。
ダメージはないが少しぐらつくウェンカムイ。

ウェンカムイ「コ、コイツ…っ!」

アライさんを捕まえようとするも即座に逃げられる。

アライさん「お前だけは絶対に許さないのだ!くそぉ!!良くもチビをチビ達を!!
アライさんの初めての子供なのだ!そのチビ達をオマエが殺したのだ!!!!オマエが!!」

お腹に子供がいると判明してから数ヶ月の思い出が激流のように湧き上がるアライさん、
この子のために人間を避け、誰もいない廃墟に移り住んだが誰とも知らぬ悪意ある人間によってその廃墟を燃やされ。
住処をなくしたアライさんは寝る時は子どもたちが襲われないように抱いて温め…

(ウンコ出してグアノーとか言ってたのは忘れてください、グアノは糞などが堆積してできた化石です。)

みんなで水浴びをした時、自分の子供が初めて喋ったこと。
タヌキから奪い取った新しい住処で一緒に鬼ごっこやかくれんぼをして遊んだこと。

自分の子供達が生まれて一ヶ月も満たないが、とにかく色んな思い出をこの人喰いグマに食い潰されたのだ!
怒りに怒るアライさんの目も光っていたこのアライさんは「野生開放」が使えたのだ!

ラーテル「アライグマ、やめとけ死ぬぞ!」

野生開放を使えたとしてもそれでもアライグマはアライグマ、
ウェンカムイのような人喰いグマに立ち向かっていっても無駄死にするだけだとアライさんを止めようとするラーテル。

アライさん「うるさいのだ!チビ達の仇を取るのだ!!
あんな奴…足ボキボキにへし折って食い殺してやるのだ!」

ラーテル「そうか、足か!」

エゾヒグマはフレンズとしては生まれたばかりでまだ二足歩行には慣れていない、
ラーテルはその足さえ攻めれば勝機があると思ったのだ!

ウェンカムイ「お前らが二人がかりで来ようとも無駄だ!」

今度はウェンカムイが攻める、リーチが長い熊手の一撃だ。

ブオンッ!ガキィーーン!!

ラーテル「その程度の爪、アタシには効かねぇ!」

マントを腕に巻きつけて熊手の一撃を止めるラーテル。

そう、ラーテルの毛皮であるマントは伸縮性が高くそれでいて硬い、
柔軟な装甲で大型肉食獣の攻撃すら通さないのだ。

フレンズ化することによりその防御力は更に上がっていた。

アライさん「お前はさっさと死ねなのだー!!」

ラーテルが攻撃を受け止めた瞬間にもう一度アライさんが頭突きタックルで同じ場所を狙う。

ウェンカムイ「二度も食らうか!」

ウェンカムイは二人と自分の体格差から足元の攻めてくると思った。
なので重心を落とし、アライさんのタックルを今度は膝で受けるウェンカムイ

ゴキンッ

強靭な膝に打ち負けて吹き飛ぶアライさん、更にラーテルを熊手で押し飛ばす。

アライさん「おぶぉっ…クソぉ負けないのだああああオマエなんかに!」

体制をすぐさま立て直し、ウェンカムイに向かっていくアライさん。
対抗できる武器はウェンカムイに遥かに劣る牙と爪しかない。

ラーテル「おい、いくな!!!」

グサッ!!

ウェンカムイの熊手がアライさんの腹部に突き刺さり…更に横薙ぎで割かれる。
裂けた部分からは内臓がこぼれ落ちた…

アライさん「ゴブゥッ…」ビクッコスリコスリ

つづく


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