204:名無しNIPPER[saga]
2017/08/29(火) 00:19:32.05 ID:ZG6gTi350
ウェンカムイ「この、くそっ離れろ!!」
アライグマ「キュルルルッキュルルルルッーーー!!」ガブガブガジガジ!!
ウェンカムイの体を駆け回り、何度も引っ掻き噛み付くアライグマ。
アライグマ「キュルウルルルルルキエエエエエエエエエエエエエ!!」ガガガガガガッ
ウェンカムイ「くそおおおおおおおおおおおおお!!!!」
アライグマの異常な速さに翻弄されるウェンカムイ、しかしなぜこのアライグマがウェンカムイを攻撃するのか?
本来はけものの姿に戻ると、フレンズとしての記憶や経験は全て失うのだ。
しかし、アライさんは死ぬ前にウェンカムイに対して相当の強い怒りと憎しみを持った!その怨念がアライグマに意思として宿ったのだ!!
アライグマは一度、敵対した相手にはどんな姿になっても絶対に逃げないのだ!!!
その様子を見てラーテルはもうチャンスはここしかないと思った、自分の体がどうなってもかまわないし
アライさんのことは少し心残りだが今はこの人喰いグマを倒す…いや、殺すことが先決だった。
ラーテル「ごめんタヌキ、アタシは手を離す」
タヌキちゃんから手を離したラーテルは岩から元の重症の体に戻った。
ラーテル「ぐっ…今度は息の根を止める絶対に!!!!」
「絶対無敵の熱血少女」としてではなく「野生のけものラーテル」としての決意。
瀕死の体で野生開放を再発動し渾身の力を足に込め、
ウェンカムイに飛びかかるラーテル。
カムイ「クソッ!邪魔だこの害獣がっ!!」
ガシィッ、ギギギギ…グチャッ!!
アライグマ「ピギッ」ビクビクビクッ
やっと、アライグマの頭を掴みそれを握りつぶすウェンカムイ、
豆腐のような灰色の脳みそがはみ出て再度ゴキブリのような痙攣を起こしアライさんは今度こそ本当に死んでしまった…
ガブリッ
そのスキを突きラーテルの牙がウェンカムイの首に食い込む!
ラーテル「ぐうううおあああああああああああああああああ」
口から血を吹き出しながら、ウェンカムイの首を噛みちぎろうと踏ん張るラーテル。
ウェンカムイ「クソックソッ!くそがっ!はなれろぉっくそがぁあああああああ」
ウェンカムイの怪力で殴り、引き剥がそうとするが…
ラーテルの足が折れた両腕の代わりにウェンカムイにがっしり食い込み離さない!!
ラーテル(あああああーーーこれがワタシのけもパワーだああああああ!!)
ギチチチチチッブヂンッ
ラーテルの牙はウェンカムイの首を噛みちぎる、…そしてラーテルはその場に力尽き倒れてしまう…
ビュウウウウウウウと噛みちぎられた首から大量に血が吹き出す。
ウェンカムイ「グ…ウグッ…ぐぞっごろす・・・ぐちゃぐちゃにじてごろず!」
傷を手で抑えなんとか止血しようとする。
ウェンカムイ「ゴ、ゴボッ…」
このまま失血死で倒れそうなウェンカムイだが、ラーテルの命なら奪えるウェンカムイ。
タヌキ「だ、だめえええええええええ!!!」
ラーテルを守るべくタヌキちゃんも身を乗り出そうとするが…またもや何者かがウェンカムイに飛びついた!!!
???「の、のだあああああああああああああああ!」ピョーン
カプリッ
ウェンカムイ「ヴァッ????」
チビアライ「うううううううう、おかあしゃんまでよくもよくもー!あらいしゃんがたべたべしてやるのらー!」カプカプ
先程ウェンカムイから逃げ出した、チビアライさんだった。
つづく
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