【がっこうぐらし】安価ぐらしDAY1【生き延びよう!】
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324: ◆JIAuvu1PvIJ6[saga]
2017/08/18(金) 23:28:25.58 ID:S+HYKxA1O
【胡桃】


アリス「胡桃、ちょっといいかしら」

胡桃「えっ?」

アリス「? 何かあるの?」

胡桃「いや、あるわけじゃ、ない……けど」

混乱したように途切れ途切れに答える胡桃は、
私の顔をじっと見つめて不思議そうに首を傾げる
私の何かがそんなにおかしいのかな

……私が名前で呼んだことだろうか

悠里の時もそうだった
だからそうなのだろうと考えてため息をつく
私がいつも慈を慈と呼んでいることはもはや周知の事実だというのに
それも私の人望という目に見えないパラメータが欠損しているがゆえだろうか

アリス「君が不服なら取り下げるけれど。悠里はそれでいいと言ったし、君も私をアリスと呼ぶでしょう? なら、構わないと思うのだけど」

胡桃「あーいや、嫌ってわけじゃないんだけどっ」

どこか照れくさそうに頬を掻くそぶりを見せた胡桃は 私を一瞥して、フイッと眼を逸らす
そんな照れるようなこと、だろうか?
そう考えて、ちらりと慈を見てそう言えばと思い返す
慈も一番最初はそんな反応を見せた

アリスさん、アリスさん。まるでこっくりさんを行うかのように言うものだから
殆ど悪戯の意味を込めて呼んだのが初めてだったか
お人好しというか、優しいというか、馬鹿というか
誰もが敬遠してしまうような仕事を、本当はやりたいわけではないのに引き受けてクラス委員長とかいうのになった時だ
その時欠席した私が副委員長になれた(された)のも、慈が一番仕事があくる委員長を請け負ったから。

アリス「……嫌じゃないなら、今度からそうするわ」

横道にそれそうな頭を切り替えて、告げる
胡桃はと言えば、まんざらでもない笑顔を浮かべていた


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