【がっこうぐらし】安価ぐらしDAY1【生き延びよう!】
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517: ◆JIAuvu1PvIJ6[saga]
2017/09/06(水) 19:22:26.23 ID:kDouMOa70

アリス「そう……好きにして良いわ」

由紀がそう思っているのならそれでもいい
それで丈槍由紀という人間が満足できるのなら
由紀にとっての私の人間像が、私にとって害悪とならない限りは、気にする必要も無いと思う

それに、由紀の言葉は慈の言葉と大差ない
まったくの同一人物ということでもないけれど
反応が同じになるのなら、ここからさらに面倒なことになっていくのは間違いない
そうなるくらいなら、触れないほうがいい

アリス「はぁ」

ため息をつく
由紀はびくりと驚きながらも、私の傍に寄り添うようにして
立っている私の膝辺りに頭をくっつける

由紀「アリスさんは、優しいよ」

アリス「そう思うならそうなんでしょうね、君の中では」

由紀「うんっ」

少しだけ、元気になっただろうか
由紀の中での私が変なことになっているかもしれないけれど、
共同で生活しているうちの一人
不本意ではあるけれど、空想のアリスという人間が出来上がる程度で
足手纏いが半分でも消えてくれるのであれば、そのほうがいい

大人が嫌いだ。面倒くさいから。無意味に群れようとするから
自分達は動物から一線を敷いていると言いながら、結局集団行動をし、
働き蟻や蜂のように毎日を”生きていた”から

子供が嫌いだ。面倒くさいから。無意味に関わろうとしてくるから
なりきれて居ない大人を演じようとするから
なにより、面倒だから

アリス「……仕方が無い」

ここに来てしまったのは私なのだから
由紀に触れてしまったのは、私なのだから


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