19:名無しNIPPER[saga]
2017/08/20(日) 12:57:41.11 ID:ddsXI3aF0
アライさんを駆除してから三週間経ったがちょっとまずい事になった。
上司「男、また同じミスしてるぞ?早くやり直して来い」
男「はい、申し訳ありません…」
最近仕事に集中できなくなったのである。
同僚「おい男、最近どうしちまったんだよ?先月はあんなに調子良かったのに。もしかしてあのアライさんに受けた被害の事まだ引き摺ってんのか?
まー泥棒なら捕まればいくらか戻ってくるかもしれないけど、アライさんだもんなぁ〜泣き寝入りするしかないわなあ。メシ奢ってやるから元気出せや?」
アライさんが原因なのは間違いないが本当の事は言えないので黙っておく。
駆除した後少しの間は気分良く過ごしていたが、アライさんの最期を思い出すたびにまたアライさんが苦しむ姿が見たいと考える様になってしまった。
アライさんを虐待した動画や画像はインターネット上にそれなりに転がっている。最初男はそれで満足を得ようと思ったが
映像を見てもやはり生で見たインパクトを超えるものは無かった。
何をしてもアライさん、寝ても覚めてもアライさん、といった風に常に頭の中をアライさんがぐるぐるしている。
これは流石にまずいと思い、計画を立て次の休みに実行する事にした。
簡単に言ってしまうと、自分の手でアライさんを捕まえて痛めつけてやろうという事である。
害獣とはいえ捕獲するのに許可が必要だったような、と思い出し検索したところ野生のアライグマとは違いアライさんは許可の必要が無い。
勝手に捕まえて勝手に殺してもいい様だ。ただし繁殖や成育を目的とした飼育と生きた個体の売買は禁止されている。(一部例外あり)
人間の様な姿をしているのに本家のアライグマより扱いが悪いとは…。確かにあれだけ好き勝手に被害を出していれば同情もされないだろう。
しかし喜んだのも束の間、罠を取り扱うのには狩猟免許と許可が必要との事。
流石に素手で捕まえる訳にもいかないので、おとなしく2ヵ月後にわが市で行われる狩猟免許の試験日まで勉強する事にした。
―――――――――――――――
同僚「やっと調子取り戻したみたいじゃん?さっき上司も褒めてたぞ。いい事あったか?」
男「まあな」
同僚「えー何よ?宝クジ当たった?奢ってくれよ」
男「そういうのとは違うが…まあそのうちな」
無事に狩猟免許を取得した男は役所で許可申請を済ませ、アライさん専用の箱型の罠も用意した。
後は実際にアライさんを捕まえるだけである。そう考えただけで男のモチベーションは上がり、仕事の調子も良かった。
続く
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