5:名無しNIPPER[saga]
2017/08/18(金) 11:44:35.34 ID:aBsTdH2G0
一時間も経たないうちに駆除業者は大きな袋を抱えて戻ってきた。
男「お疲れ様です。アライさんはいました?」
駆除業者「はい、今檻に移しますね」
そう言いながら駆除業者はワゴン車の後部ハッチを開け、小さな檻に親であろうアライさんを1匹、
子供のアライさんを2匹それぞれ別の檻に押し込んだ。
男「これがアライさん…実物を見るのは初めてです」
駆除業者「ええ、結構そうおっしゃるお客さんはいますよ」
男「ところでアライさんは気を失ってる様ですが」
駆除業者「抵抗されたので電気ショックで眠らせました」
男(スタンガンみたいなものか?)
駆除業者「後はアライさんのフンを片付けて殺菌消毒して作業は完了です」
そう言うと駆除業者は車から消毒用の機材を取り出し、家に戻っていった。
男(もうしばらく掛かりそうだな…しかし見れば見るほど薄気味の悪い顔だな)
そう思いながら檻のアライさんを眺めていると親のアライさんが目を覚ました。
アライさん「んん…ここはどこなのだ…人間が来て手がバチッとなってから覚えてないのだ…とりあえず起きるのだ」
アライさんが立ち上がろうとすると派手な音がする程の勢いで檻の天井に頭をぶつけてしまった。
アライさん「痛いのだ!一体なんなのだ!?」
立ち上がれないのでアライさんはあぐらをかいて座り込みながら、檻の格子を両手で掴み押したり引っ張ったりしている。
頑丈に作られているであろう檻がそんな程度で開くわけが無く、ガシャンガシャンとうるさい音がするだけである。
そうしてるうちにやっとアライさんがこちらに気付き話しかけてきた。
続く
295Res/235.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20