◆忍殺R18◆ラプチャー「ザ・ストレイ・シープ・イズ・ブリーティング」
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◆K1k1KYRick
[saga]
2017/08/22(火) 02:06:57.33 ID:WQK9TyuDo
「彼女を正しく導ける人材は君しかいないんだよ、ラプチャー=サン」
バスター・テツオは言った。
これが体のいい懐柔だという事はラプチャーも感じていた。
ラプチャーはこれまで組織から報酬らしい報酬を受け取っていない。
実質活動資金は現地調達になっているとはいえ、組織にも矜持自体はまだ存在している。
ラプチャーとしては組織のために働く事で、組織の暗部を見ないつもりだった。
そしてその愚直さが信じられない、二心があるのではないかと疑う者も少なからずいる。
曰く、利潤を求めない人間など信じられない、と。
バスター・テツオが教育し甲斐のあるアムニジアを報酬として
ラプチャーに与えたのは、言葉どおりの意味以外に
「裏切ってくれるなよ」という牽制の意味もあった。
ここで代表の善意を断れば、組織に対して謀反の意ありとして
遠からずケジメさせられる恐れがあった。
今更死ぬのは怖くないが、仮にも忠誠を誓った組織に
つまらない言いがかりをつけられ、反乱分子として粛清されるのは好かない。
それに、ここで彼が断ったとしても、記憶喪失のこの娘にはもう帰る場所などないだろう。
きっとこの報酬は彼でない別の誰かに渡され、美女の常としてネンゴロされるに決まっている。
それでなくとも、最近は共同財産だという謳い文句を振りかざして
身請けした一人の少女を男が数人がかりで入れ替わり嬲るネンゴロ遊びも流行っていた。
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