少女「好きです、先輩」
1- 20
2:名無しNIPPER[saga]
2017/10/01(日) 15:27:46.18 ID:g97UFoKC0
春。
晴れて志望校に入学できたわたしは、さっそく仲良くなった友だちと部活動見学に来ていた。
わたしは早産だったゆえに身体が弱く、体育系ではなく文化系の部活に入ろうと考えていたけれど、その友だちに付き合って体育系の部活を見て回っていた。




「はーい! では皆さんの一つ上の先輩かつ、うちの部のエース、女先輩が泳ぎのお手本を見せてくれまーす!」

女「……部長、ハードル上げるのやめてくださいよ」

部長「事実でしょ? さあさ、泳いで泳いで!」

女「もー……」




長い髪をまとめてからキャップを被って、エースと呼ばれた女の子がスタート台に立った。
わたしたちが今来ているのは、学校内でもかなり施設の整った屋内プール場。
そこで、女子水泳部の見学をしている。
なんでも、開校当時は女子男子共に水泳部がかなり強かったらしい。
しかし年々落ち目になって部員も減ってしまい、今では女子水泳部の部員数が二桁にすら届いておらず、男子水泳部に関しては既に廃部になってしまったとか。
ヤル気のある子募集!! と、腕を大きく振って部長さんが叫んでいた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
122Res/115.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice