わたしとヒトとアライさん
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40:名無しNIPPER[saga]
2017/11/09(木) 01:34:00.50 ID:BBRlU/0B0
特殊な粒子によって突然変異した動物達、フレンズがこの日本にやって来て早数年。

彼女達の魅力で人間は愛に包まれ、悪意を持つ者たちは愛の名の下に散華する定めとなった。

彼は昨日も、愛を以って悪意を持つ者に裁きを下した。

裁きを下せば下すほど、アライちゃんHと愛のある交尾をすればするほど、この世界が浄化されていくのを彼は感じていた。

今、この地球は友人達によって、争いの無い世界、優しい世界へ昇華され始めているのだと。

フレンズという存在を世に知らしめ、この現状を作り出した巽教授には感謝してもしきれない。

彼がいなければこの世界は、今も悪意が渦巻き邪悪なままだったのだから。

もしかしたら教授は神の遣いなのかもしれない。いや、なのかもしれないではない。教授は神の遣いなのだ。

金や欲にまみれた政府や財閥に支配された地球を哀れんだ神が、教授という遣いを地球に送り込んだのだ。

いや、もしかしたら神そのものなのかもしれない。あの姿、毅然とした言葉、その全てが神々しい。

今、この世界は教授という神によって正しい方向に導かれてようとしているのだ。

今、自分が見ている輝かしい世界こそが、神によってもたらされた新世界の入り口なのだ。

彼は、本気でそう信じていた。



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