158:名無しNIPPER[saga]
2017/12/04(月) 19:58:04.20 ID:I83lcKI00
「ずっ、もぐっ……んっ……」
味噌汁を飲めばその何かを思い出せそうな気がして一気にかきこむ。美味しいから、苦ではなかった。
「ぷはっ! はぁっ! はぁっ!」
優しい味だった。もっと、ゆっくり味わうべきだったと後悔した。思い出せそうだった何かは、まだ……
(二杯目っ)
椅子を倒しながら立ち上がった。だが気にはしない。僕は腹を空かせた子どものように食い気味にもう一度台所を訪れる。
「……あれ?」
味噌汁はなくなっていた。入っていた鍋も片付けられていた。
(なんで……)
瞬間、立ちつくす僕に再度脳が半分に割られそうなほどの激痛が走る。
「ぐぁ」
(やっぱり、おかしい)
今日のこの家は、僕は、何か、何処かがおかしい。
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