おくさまはおきつねさま
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201: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2017/12/14(木) 17:16:32.43 ID:jrZsZU9K0


「まこも、もうそろそろ着替えようと思うんだけど」

まこもに背広を掴まれたまま何十分も廊下に座り込んでいた僕は彼女に手を離すように促した。それでも力が込められた彼女の指先は数日分の僕を求めてか一向に離れる気配を見せない。

天井に目を散らしながらどうしてやろうかと考えていると先に彼女の方から所望がくだった。

「……だっこしてください」

大きく潤んだ瞳ですがられる。いつもの寂しがりやと甘えたがりな一面が頂点に達しているのだろう。当然断ることなどできるはずもなく僕は彼女を抱え込むと立ち上がった。



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