おくさまはおきつねさま
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93:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 23:24:36.33 ID:fwAKQtYr0

「じゃあ椅子」
「好きです」

(え)

狙っていたのかそれとも今思いついただけなのか、一秒もせずに帰ってきた。

「は……えと……僕も……」

「知っていますよ。前も聞きました」

彼女の両手が僕の輪郭を包む。

襖の隙間から朝焼けの青が差し込む。浮かぶ彼女の顔は確かにいつものまこもだった。それは間違いない。そのはずなのだが……

(まこもってこんな大人っぽい顔もできたのか)

それとも、自分がまだ子どもなのか。



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