【エロゲ風安価】春香「魔法戦士ですよ、魔法戦士!」その7
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113: ◆8K4B/3Nlpc[saga]
2018/01/07(日) 19:27:35.53 ID:a2C17DG90

夜の帳がすっかり落ちた中で、ふたりのマジシャンがブラックジャンボの怪生物と対峙していた。
ひとりは白、もうひとりは黄色を基調とした可憐な魔法戦士の衣装をまとい、
まるでそれが当然のことであるかのように宙に浮かんでいる、半透明のクラゲに似た生物と、
体表をぬめる粘液に覆われた、イカとタコが混ぜ合わされたような二匹の怪物の混成軍に向かい合う。

雪歩「亜美ちゃん………シャイニング・アミ。絶対、わたしより前に出ちゃダメ!!」

白い服に身を包み、氷のスコップを油断なく構えたシャイニング・ユキホが鋭く叫んだ。
これまでに見たこともないクリーチャーたちを目の前にしたことで、最大級の警戒態勢をとっている。

雪歩(亜美ちゃんはわたしなんかより、ずっとスピードがある………だからこそ、わたしが前で盾にならないと!)

敵の動きにすぐ対応できるよう半身に構えつつ、雪歩は考えをめぐらせた。
目の前のモンスターが即座に襲い掛かってくる気配はないものの、その異形さに加え
まったく未知の姿をしていることが、言いようのない不安と焦燥感を抱かせる。

雪歩(………っ、ぅ…♥♥だ、だから……だめ、えっちなこと、想像したり、しちゃ……っ♥♥)

水もないのに空中でぷかぷかと浮遊していたり、平然と地上を這いずっていたりする時点で、
目の前のクラゲもどきやイカ・タコ風の生物が本来のそれらの生き物とはまったく別物であるのは明らかだった。
しかし、フォルム自体はよく似ていて、それゆえに雪歩は胸の不穏な高鳴りが抑えられない。

雪歩(……し、触手…っ♥♥♥あんなに、いっぱい、……それに、いやらしいお汁♥♥まで、垂らして………♥♥♥)

シャイニング・ユキホ本人が「忘れたくても忘れられない、忌まわしすぎる記憶」と認識しており、
実態としては「雪歩にあえて忘れさせることなく残されている記憶」の中ですら、
イソギンチャクたちに衆人環視の中で犯され、その様を中継されながら教え込まれた触手ペニスの印象は強烈すぎた。
まして、その凌辱劇からはなんとか逃れられた後も、本人たちのまったく知らないところで
発情しきった身体をたっぷりと調教してきた肉縄の群れは、シャイニング・ユキホの淫欲を刺激せずにはおかない。

雪歩(ほんとは、亜美ちゃんにも『使命』、果たさせてあげないと………♥♥、うぅ、で、でも……)

雪歩(……そしたら、わたしのぶん、…減っちゃう…?ただでさえ、美希ちゃんとか千早ちゃんとかも、いるのに………♥♥)

雪歩(それ、に………そうだ、プロデューサーも言ってた、真ちゃんと亜美ちゃんは……わたしたちの、最後の、とりで、みたいなもので………)

純粋に亜美を守りたい一心、というにはほど遠い雪歩の精神状態ではあったが、結果的にプラスに働いてはいた。
まだ戦闘慣れしているとは言い難い亜美を常にカバーするように立ち、居並ぶ三体の怪物たちを牽制し、威嚇し続ける。

亜美「あ………ゆ、ゆきぴょんっ!!」

雪歩「!」

何かに気づいた亜美が鋭く叫んだ瞬間、ふわふわと浮かんでいるだけだったクラゲが急に動いた。
それまでの緩慢な動作からは想像もつかない速度で、垂れ下がっていた触手の群れが宙を走り、雪歩に殺到し―――
―――そして、雪歩の白い衣装や肌に触れるわずか手前で、凍りついたように動きを止めた。

亜美(あれ……… なんか、冷えてきて……?)

雪歩「………やっぱり。なにか狙ってるんじゃないかな、って、思ってた」

静かに呟いた雪歩の全身をすっぽりと包み込むように、白く薄いもやのようなオーラが覆っていた。
すぐ後ろでかばわれていた亜美は、急激に周囲の気温が下がったような気がして、思わず両腕で自身を抱きすくめる。

雪歩「『フリージング・スフィア』。わたしの意識と関係なしで、近づいてきた相手を自動で凍らせちゃうの」

雪歩「亜美ちゃんごめんね、寒いよね?すぐ終わらせて、千早ちゃんたちや真ちゃんと合流しよう」

振り返らないまま冷たい声で口にする雪歩の背中を、亜美はただ感心して見守っていた。


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