あなたの目の前に、ひとりの少女が座り込んでいます。
1- 20
44: ◆ALICE2/HGg[saga]
2017/12/19(火) 00:11:50.76 ID:2crP8fnAo
>>43
 ではあなたは少女を抱きしめ、その頭に手を置きます。
 少女の身体は軽く、その体温はとても低いものです。抱きしめた身体は華奢で、身体からはほんの僅かにミルクのような甘い香りがします。
 このまま強く抱きしめてしまえば、少女の身体はまるで小枝のようにぽっきりと折れてしまいそうです。
 あなたの行為に対して、少女から何らかのアクションを引き出すことはできません。
 ただあなたの抱擁をされるがままにされ、抵抗する様子も、喜ぶ様子も見られないままです。

 次にあなたは、この部屋について再びじっくりと観察します。
 この部屋は床、天井、壁すらもが灰色に塗りつぶされた、48畳程度の極めて大きな灰色の部屋です。
 部屋の外壁は石材で出来ており、天井には等間隔に蛍光灯と中央に監視カメラが、床には大きな方位磁石の絵が描かれています。

 この部屋にはいくつかのオブジェクトが存在します。
 部屋の北側にあるのは、この少女を繋ぎ止めている、或いは縛り付けている鎖と足枷、そして足枷から流れた紅の水たまりと、鎖を飲み込む壁だけです。
 部屋の西側には縦横ともに5個ずつ、25個の埋め込まれたロッカーがあります。そのうち、既に1つのロッカーはあなたによって開けられました。
 ロッカーの隣にはキーボード―ディスプレイにより入出力を行えるコンソールが存在し、現在は「◆」だけが表記された状態で入力待ちのカーソルが点滅しています。
 部屋の東側にあるのは大きな本棚です。本棚は計12の棚に分けられており、幾つかの棚には別のオブジェクトが収納されています。
 1行目1列の棚には、「Document;A」と銘打たれた本があります。3行目1列の棚には、2枚の硝子の板が置かれています。3行目2列の棚には、黒い立方体が置かれています。6行目2列の空間には、灰色の本が置かれています。
 部屋の南側には、鉄でできた扉が存在します。扉には鍵がかけられ、「#808080」と刻まれたネームプレートがかけられています。
 部屋の中央には硝子の丸机と、それを囲むようにして4つの椅子が置かれています。丸机の上にはバターロールの破片を乗せた丸皿と、赤い液体が入った厚底カップが置かれています。
 それぞれについてより詳しいことが知りたい場合は、それぞれのオブジェクトに近づいて下さい。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
765Res/397.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice