イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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167: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/04/13(金) 00:58:36.11 ID:CDPxR9Qn0
提督「…それで、基地祭で「マクベス」を?」

グレイ提督「ええ、何しろシェークスピアの名作ですから……カンピオーニ提督はどんな出し物にするおつもりですか?」

提督「そうですねぇ…きっと「ロメオとジュリエッタ」になると思います♪」

グレイ提督「あら、素敵ですわね。でしたら「…あれはナイチンゲールの声ですわ、ロミオ様」ですわね?」

提督「ええ、そうです…「ならば私は死をも恐れない…さぁ、残酷なる運命よ来たれ」と言うところですね♪」

エリザベス「ふふ、お二人ともお似合いでございます♪」

提督「もう、止めてよエリザベス…もし私がロメオでメアリがジュリエッタなら、さらってでも連れて行くわ♪」

グレイ提督「まぁ…お上手ですこと」

提督「ふふ、だって好きな女性といられないなんて……あ、そう言えば百合姫提督の所でも舞台劇をやろうとしたとか…」

グレイ提督「日本の百合野准将ですか…どんな劇だったのです?」

提督「何でもペローやグリムの童話にある「赤ずきん」だとか……百合姫提督が言ってました」

グレイ提督「あら…でも「やろうとした」と言うのは?」

提督「あー…それがなんでも色々あったそうで……」

………

…一年前・横須賀…

百合姫提督(赤ずきん)「…それじゃあ「赤ずきんちゃん」の舞台練習を始めましょうか……いい歳をした提督が「この格好」って言うのは、ちょっと恥ずかしいけれどね…///」

大淀「まぁまぁ、せっかくの基地祭ですし…それに可愛いですよ♪」

龍田「よく似合っているわよぉ…♪」

百合姫提督「もう、みんなしてそういうことを言うんだから…///」

大淀「まぁまぁ…それでは、よーい……はじめ!」

長門(ナレーション)「あるところに、赤ずきんちゃんというとても可愛らしい女の子がおりました……」

間宮(赤ずきんのお母さん)「…それじゃあ赤ずきんちゃん、おばあさんの所にケーキとぶどう酒を届けて来てね。途中で寄り道してはいけませんよ?」

百合姫提督「はぁい、それじゃあ行ってきます♪」

長門(ナレーション)「ケーキとぶどう酒を入れたかごを持ち、おばあさんの所に向かう赤ずきんちゃんでしたが、森にさしかかると…そこには悪い狼がおりました」

足柄(悪い狼)「おや、赤ずきんちゃん…どこに行くの?」

百合姫提督「あら、狼さん。病気のおばあさんにケーキとぶどう酒を持って行ってあげるのよ?」

足柄「そう、それは感心ねぇ…ならついでに森でお花を摘んで行ったらどうかしら、綺麗なお花を持って行ったらおばあちゃんも喜ぶと思うわよ?」

百合姫提督「うーん、それもそうかしら……それじゃあ案内してもらえる?」

足柄「もちろん…さぁ、こっちよ♪」

長門「狼が悪者であることを知らない赤ずきんはすっかり騙されてしまいました……もちろん最初は数本の花を摘むだけのつもりだった赤ずきん。とはいえ、森には花が咲き乱れ、ついついあちらこちらと目移りしてしまいます……その間に足の速い狼はおばあさんの家に向かいました……」

宗谷(おばあさん)「うー…暑い……こほこほ…っ」

足柄「おばあさん、こんにちは…」

宗谷「うーん…外にいるのは誰ですか?」

足柄「私、赤ずきんよ…ケーキとぶどう酒を持ってきてあげたわ……♪」

宗谷「あぁ、ありがとね……ドアは開いているからノブを回して入っていらっしゃい」

長門「…狼はドアを開けると、病気でふせっているおばあさんを丸飲みにしてしまいました。そしておばあさんの衣服を剥ぐとそれをまとい、ベッドにもぐりこんでおばあさんのふりをして、赤ずきんを待ち受けます……」






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