安価とコンマでダンジョンタワー攻略 R-18
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17:塔の主 ◆B2ErFCUzdE[sage saga]
2018/01/06(土) 23:49:55.87 ID:W86az7Dc0
「なぁなぁお姉さん。あんた『タワー』の探索に来た冒険者だろ」

街に来たばかりの彼女に声をかけたのは安価なライトアーマーを身にまとう軽薄そうな男だった。

「そうだけど、貴方は?」

「俺っちの姿を見りゃわかるだろ。同業者だよ。なぁに、目的が同じならあんたも一緒にどうかと思ってさ。うちのパーティ、今絶賛仲間募集中なんだよねぇ〜」

「なるほど。タワー探索の仲間…ねぇ」

確かに彼女―ミルキィも共にタワーを探索する仲間を求めて、港町をうろついていたわけだが。

「やめておくわ。あなたの視線、さっきからあたしの身体を嘗め回すみたいにまとわりついてきて気持ち悪いのよ。ナメクジみたい」

「へぇ。そりゃまたずいぶんな物言いだねぇお姉さん…仕事が終われば『分け前』ははずむぜ?」

「娼婦の真似事で稼ぐのはあたしの流儀じゃないの。女が欲しいなら相手を選ぶことね」

「うちのボスは強気な女がお好みっていうもんでね。穏便に済むとは思ってなかったが…やれやれ、しょうがねぇなぁ」

軽薄男がサッと手を上げると、路地裏から数人の男が現れ、ミルキィを取り囲んだ。

周囲の人々は巻き込まれるのは御免だとばかりにそそくさとその場から遠ざかっていく。

「さぁお姉さん。痛い目に合わないうちに言うこと聞いたほうが身のためだぜぇ…?」

クックッと喉を鳴らして嗤う軽薄男。溜息を吐くミルキィ。

「…ったく。一銭にもならないケンカなんてバカバカしいだけだってのに」

そう呟くと、彼女は腰のナイフの柄にそっと手を添えた。

軽薄男「ひゃっはー!とっつかまえろぉ!」

軽薄男とその仲間たちが襲い掛かってきた―



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