安価とコンマでダンジョンタワー攻略 R-18
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242:塔の主 ◆B2ErFCUzdE[sage saga]
2018/01/14(日) 01:21:51.53 ID:NJPTOXdH0
第一回目の探索後、ミルキィ、クチナはぐったりしているツバキを連れて宿へと戻ってきた。

ツバキは強い精神的ショックを受け、ひどくうなされていた様子だったが、元神官であり薬師でもあるクチナの処置によって今は静かに寝入っている。

そのベッドの傍らで、ギンガは心配げにツバキの寝顔を見つめ続けていた。

(ツバキ様…この寝顔を眺めていると、あの頃のことを思い出すな…)

ツバキの姿を見つめるギンガの脳裏に遥か昔のとある出来事が蘇ってきた。

(あれはたしか、ツバキ様が風邪を召されたときだったか。何日も熱が引かずに安静にしていなければならないところを、退屈だとのたまいながら布団から抜け出しては屋敷のあちこち歩き回って…周りの連中はあきれるやら慌てるやらでハラハラし通しだったな)

「ツバキ様。あなたはお強い人だ…今も昔も拙者たちをハラハラさせてくれる、困ったお人だ。そんな貴方だから…明日には退屈だなんだと言いながら、じっとしていられないあなたに戻られるのでしょうね」

―でも今はどうか、拙者の…ギンガのそばで、静かにお眠りくださいませ。


そんな従者の願いを知ってか知らずか、主はただ、安らかに寝息を立て続けるのだった。




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