33:塔の主 ◆B2ErFCUzdE[sage saga]
2018/01/07(日) 00:38:23.15 ID:irWIN/u10
男どもがミルキィに一斉に飛び掛かる!
「シュアっ!」
ミルキィが声を発すると同時に数本のナイフが空を切り裂き、そのまま男たちに突き刺さる。
「ぎゃぁぁぁ!!」
「い、いてぇぇぇ!ささったぁ!抜いて、抜いてくれぇ!」
「慌てるような傷じゃあないわよ。おうちに帰って包帯でもまいてなさいな」
倒れてわめく男たちに向かって冷たい声を投げかけるミルキィ。
残った男たちは彼女のナイフ捌きを警戒してか、迂闊に近寄ろうとしない。
「ほら、ぼーっと突っ立ってんじゃないわ…よっ、と!」
残りの男どもに向かって再び彼女の手から放たれたナイフが突き刺さる―かと思いきや。
「あら、ざーんねん」
「えっ…」
どごむっ
「げふっ!?」
彼女の腹に拳がめり込んだ。
ナイフが刺さって呻いていた男の一人が突如起き上がり、ミルキィの下腹部に痛烈なパンチを叩き込んだのだ。
「へ…へへへ。なんちゃってな。いたくもなんともねぇぜ?」
拳の主はニタニタと、どこか恍惚とした危険な笑みを浮かべていた。
「あ〜あ、あいつまたラリッてやがる。シャーブシャーブ草はヤバいからやめとけってあれほど言ってんのになぁ。でも、まぁ」
軽薄男はニタリとナメクジのように嗤う。
「結果オーライってところだ。いようお姉さん。おなかの具合はどう〜かなっ!?」
どぐぉっ!
軽薄男がミルキィの下腹部に追い打ちをかけるように蹴りを入れた。
「うげっ、ああぐっ!」
「おらっ、おらぁ!誰の目がナメクジみてぇだってぇ!?」
ごすっ、どむっ、ぼすっ…
「う、ぐ、あぁ…」
うずくまるミルキィの腹に、連続して軽薄男の靴先が突き刺さり、ミルキィは涙目で苦悶した。
「へへ…どうやら大人しくなったみたいだな。おい、お前ら。こいつを運べ。一応動けないようにしっかり縛っとけよ」
「へーい」
男たちは命令通り命令通りミルキィを縛り上げるとぐったりした彼女の身体を抱え上げ、いずこかへ去っていった…
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