393:塔の主 ◆B2ErFCUzdE[sage saga]
2018/01/23(火) 15:47:21.88 ID:rNOrXNq50
「やぁ、お待たせしました! これが今回のブツですぞ」
港町のとある場所の暗がりで。
淫魔コスプレさせイヤーはとある人物と密会していた。
「ほほぉ〜、これがコスプレさせイヤー先生の新作『くノ一爆乳一番搾り 大量噴乳絶頂地獄』…搾乳モノとはやってくれはりますなぁ」
『とある人物』に見せているのはギンガを撮影した動画作品のサンプルであった。
(※この世界では動画データを収めた『ブルーレ石』を水晶パネルにセットすることで動画を楽しむことができます)
「…おほぉ〜、ええ乱れっぷりやなあ、このモデルさん。しかもごっつ美人やのに、エロい顔しとるわぁ〜」
とある人物―その女性はサンプル映像の中で展開される凌辱シーンを嬉々として視聴している。
「むふふ、そうでしょうそうでしょう。ボクも撮影中に興奮しちゃいましてね、何回中出ししたか数えるのも忘れちゃうくらいで」
「ええ娘見つけましたなぁ。これ次回作もこの娘主演でいきますのん?」
「いや、それが…」
コスプレさせイヤーは無念そうな顔をする。
「動画の編集をしている間に、この娘を檻から連れ出した奴がいるんですよ。
で、空っぽの檻の中に置手紙がありまして…」
『すみませんが こちらのメス牛お嬢さんは 街へ送らせていただきます
淫魔インキュバス』
「…ってね。あの野郎、人の獲物を勝手に逃がすなんて何を考えてるんだ…全く!」
「あらぁ、それは災難やなぁ。
まぁとりあえず、こちらの新作は預からせてもらいますわ。
毎回先生の作品はお客さんの評判も上々やさかい、次回作も期待させてもらいますんで。
…あぁそうそう。これは前回の作品ぶんの分け前ですわ」
どさり、と。金貨入りの袋がテーブルに置かれた。
「うほほ!ごっつぁんです!それでは『柚(ユズ)』さん、今後ともまたよろしくお願いするよーん!」
金貨袋を携えて「うふふ〜またカメラ新調しちゃおうかな〜」などとウキウキしながら去っていくコスプレさせイヤー。
「…金貨もらって喜ぶ淫魔ねぇ…ヒトの社会に毒されちゃってまぁ」
小馬鹿にするようにぽそりと呟くと、写真―動画データと一緒に受け取ったもの―に視線を落とす。
それはコスプレさせイヤーが戦闘中に撮影した写真だった。
ギンガだけでなく、ミルキィやクチナの姿が写ったものもある。
「ふふ、可愛い子がそろってるやないの。
このパーティ…ちょっと気になるわぁ。ふふふ…」
―ダンジョンの行商人、柚(ユズ)は 写真の中の娘たちを眺めながら。
ぺろりと妖艶に舌なめずりをするのだった。
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