安価とコンマでダンジョンタワー攻略 R-18
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404:塔の主 ◆B2ErFCUzdE[sage saga]
2018/01/23(火) 18:37:34.98 ID:rNOrXNq50
第2回目探索の翌朝。


ダンジョンで散々な目に合わされたギンガがようやく目を覚ました。

「ツバキ様…ご心配をおかけしました」

見舞いに来たツバキに申し訳なさそうに言うギンガ。

「いや…辛かったのはお前の方だろう。今日は一日ゆっくり休め」

「いえ、醜態をさらしたままでは拙者の気が収まりませぬ。

今日の探索では昨日の汚名を返上できるよう、より一層の働きを―」

そこへアリスが湯気を立てるカップをもって現れた。

「ギンガ、だいじょうぶ? ホット『ミルク』つくってきたよ」

「!?」

「おお、気が利くなアリス。

ギンガ、とりあえずこれを飲んで元気を…ん?どうしたギンガ。

いきなりシーツを頭からかぶって…」

「―申し訳ありませんツバキさま。やはり今日は拙者は休ませていただきます―」

「そ、そうか? …うん、そうだな。やはりそうしたほうがいい。

さぁ行こうアリス。今日はギンガはゆっくり静養だ」

「うん…じゃあギンガ、ミルクここにおいておくね。なにかあったらよんでね」

ことりと、ベッド横の棚上にカップを置くアリス。

「え、ええ…ありがとうございます、アリス…」

パタン…部屋の扉が閉まり、二人の足音が遠ざかっていく。

(はぁ…なんということだ。『ミルク』と聞いただけで身体がこわばってしまった)

どんよりした気分で自分の精神的未熟さを痛感するギンガ。

(いや…ダメだ、気を取り直さなければ。

ツバキ様の従者に相応しい自分であるために。なればこそ…)

棚上のミルク入りカップの取っ手をつまむ。

「―こんなものに、怯えていられるか」

口元にカップを運び、ぐいと傾けた。

アリスのホットミルクは暖かで、甘かった。



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