836:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2019/02/06(水) 17:36:31.14 ID:Qfv9kVYT0
ちょっとだけやります
――――――――――
第4回目探索の翌朝。
「よし、それでは本日の会議を始めるぞ」
元気を取り戻したツバキが音頭を取り、作戦会議が始まった。
「今日からは私も復帰だ。先日皆に迷惑をかけたぶん、しっかり取り返させてもらう。改めてよろしく頼む」
部屋に集まったのはツバキ他、ミルキィ、クチナ、ギンガの三名。
「さて本日の行動を決めたいところだが、その前に…アリスの様子はどうだ?」
「今はよく眠っているみたいですよ。昨日は…本当に大変でしたから。あの子には心身共にしっかり休息をとってもらいます」
「そういうリーダーはもう大丈夫なの?その、身体とか…」
「んん?はっはっは。ミルキィ、私を誰だと思っている」
ツバキはそういうとミルキィに向かってぐっと胸を張ってみせる。
「一日休んだお陰で活力は有り余っているぞ。今からでもダンジョンに殴り込みをかけたいくらいだ」
(…なら良いのですが…)
ミルキィは安心したようだが、やり取りを聞いていたギンガは微かな不安を抱いていた。
これまで―ダンジョン攻略に挑む前―とは何か違う、違和感のようなモノが見え隠れしているようだった。
長年ツバキに仕えてきたギンガだからこそ感じる微妙な変化。
(妙に…『色気』づいてきている)
ツバキはこれまで尿道蛭や触手、敵ギルドといった手合いによって何度か凌辱の憂き目に遭っている…その為だろうか?
(やはり…拙者がお守りしなければ。ツバキ様が…これ以上汚されぬように!)
表情を変えぬまま。人知れず、ギンガは握りこぶしを固めていた。強い意志と決意を込めて。
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