100:名無しNIPPER[saga]
2018/02/16(金) 22:32:39.99 ID:WhUJKF2CO
「……………………」
感情、なんてものは勝手に湧いてくるものだと思っていた。
あなたが笑ってくれると、嬉しかった。
あなたが悩んでいると、辛かった。
あなたが巫山戯ていると、笑い合えた。
あなたが怒っていると、心底怒れた。
あなたが決意を固めたから、私は戦えた。
あなたが、あなたが、あなたが…………ーーーー
崩れ破砕され如何なる用も足さない瓦礫は何も応えない。
応えなら呻き声でも、いや、苦痛に歪んだ怨嗟でも構わない。
それなら、癒せる。癒せるなら、どれだけの時間も捧げよう。
私は、そう心に誓っているのに。
「…………イムヤ。探すぞ」
「……………………」
身体はその喝に応えたいのに。
答えなんて決まっているのに、なんて私はーーーー
【人間の強度。それとも化け物の狂度】
0.腕
1.身体
2.吐息
3.“ 無い ”
4.腕
5.身体
6.吐息
7.“ 無い ”
8.腕
9.身体
ゾロ目.……やぁ
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