モノクマ「深夜枠に移動になっちゃった」白銀「えっ?」【安価コンマスレ】
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◆l29qlKqfi.
[saga]
2018/03/18(日) 12:53:17.88 ID:W2CcpZoL0
7日目(夜)
超高校級のメイドともなれば寝ている時でさえ働ける。
月光のように煌びやかな銀髪、陶磁のように透き通った肌、人形のように整った鼻筋。瞼を下ろした東条斬美の寝顔は彫像のように美しく、見る者全ての目を引き寄せるのだ。
天海「いち、にい、さん、し〜」
東条「ぎっ!?かっ!?んんっ!?」
だが、それは平時の話。目を限界まで見開き、涎が出るのも構わず泣き喚く彼女の顔は只管に悲壮感を味合わせるのみ。いや、それさえも貢献しているということなのか。彼女の後ろに居る男は満面の笑みを浮かべているのだから。
東条「かはっ!?いひっ!?」
悲鳴に被るのは肉をぶつ鞭の音。
三角木馬に跨った状態での鞭打ち。それが東条斬美が受けている責め苦であった。
天海「あ、幾つまで数えましたっけ?まあどうでもいいっすよね」
東条「なっ!?いっ!?」
描写を鮮明にしていこう。天井から伸びた鎖によって東条の両手が宙吊りにされ、足には重しが付けられていた。髪と同色の恥毛が生えた秘所に食い込むのは三角木馬。言うまでも無いが、つま先は床に届いていない。横に寝かされた三角柱の上に跨っていると言えば分かりが良いだろう。強制的に股は開かれ、自重によって鋭利な突起が食い込んでくる。SMプレイのイメージも強いだろうが、三角木馬は歴とした拷問器具だ。鞭打ちだって同じこと。皮膚が引き裂けるのは大の大人をのたうち回らせる激痛だ。
天海「はい。いち、にい、さん、し〜」
東条「っ〜〜〜!!?」
そんな罰を彼女は延々と受けていた。必然、裂けた傷口を鞭が嬲り、痛みというより焼け爛れるような刺激が敏感な神経を抉ることとなる。股も引き裂けるほどに痛いし、木馬には血が付着している。このままでは裂けかねない。宙吊りにされた手によって身体を持ち上げようとするが、それさえも手首に枷が食い込み、苦痛をもたらす。残酷だった。息が続かない。何をどうしようが痛みに繋がる。東条の唇に無数の傷があるのは殴られたのみならず、彼女自身が強く噛んでしまったから。聡明な彼女が噛み違えるほどの激痛に汗が勝手に湧いてくる。良く手入れされた脇にも大量の汗が伝っている。確実に精神が犯されている。顔中をくしゃくしゃに歪め、目から涙を垂れ流しにする東条斬美など誰が信じようか。だが、この地獄から抜け出す方法はある。彼女は天海からその方法を教えられていた。
それは一言、自分を助けてくれと叫ぶこと。
恐らくは事実だ。だが、言えない。背中を打ち据え続ける悪魔は約束したのだ。自分がその一言さえ言わなければ星の記憶が詰まった思い出しライトを渡してあげると。可能かどうか以前に善意など信じ切れる筈が無い。だが、そうでもしなければ精神が壊れそうになる。
天海「ん?止めましょうか?」
東条「ひっ!!?だい、じょう、ぶっ!?」
一瞬だけ止んだ鞭打ちがまたもや再開する。痛みから気を逸らさねば理性が持たない。東条は唇を噛みしめ、耐えなければならない理由を強く想う。星だ。思いだしライトによって得た発狂時の記憶。それ自体は物忘れライトによって忘れさせられたが故に東条自身も知らないが、星から記憶を奪った凶行は彼女の目に焼き付いている。だからこそ殊更に罪悪感を煽ってくる。滅私奉公の信念を抱いていた彼女が私欲に目を眩ませたのだ。何時もなら自殺したかもしれない。皮肉過ぎることに天海による理不尽な罰は東条に生きる気力を与える事となっていた。
天海「ふー、いい運動になったっす。SMプレイモード解除」
東条「……ぁ……ぇ?」
そして、少女の想いに応えるように地獄があっさり終わった。床が開き、三角木馬が床に収納される。同時に足が地面に付いた。そのまま、どさりと尻餅を着く。手枷が外れていた。涙で滲んだ視界でも見上げた天井に鎖が吸い込まれていくのが見えた。鬱血した手首に力が入らない。背中が熱く、息をするのも困難だ。のたうち回らないのは単に股関節の感覚が無く、全身が微痙攣を続けているから。口が開きっ放しで過呼吸が止まらない。痛みは継続して続き、常人なら助けを求めるべき場面。
東条「おわ……た、の?」
天海「はい。飽きたんでもう良いっすよ。ていうか、鞭打ちって意外と体力使うんすね。SM嬢舐めてましたわ。いや、行ったことねえっすけど」
力なく震える桜唇が微かに弧を描く。胸に渦巻くのは無量の達成感。身勝手過ぎることに、メイド失格の従者はそれで許された気になってしまった。手遅れだとは判っていた。軽蔑されるだろうし、二度と話して貰えないかもしれない。だが、自分で自分の尻拭い出来たという事実は矜持の回復に役立つし、何よりも想い人が生きてくれるのが嬉しいのだろう。
恐らくは3分程度経ったのだろう。痛みが無くなる筈が無いし、身体の痙攣も止まらないが、東条の耳には足音が聞こえていた。身体に鞭を打ち、座ったまま後ろを振り向く。それだけで激痛が来たが、それ所ではない。天海が近付いてくるところだった。苦々しい顔をした春川が扉を閉めている所を見ると、どうやら隣の部屋にでも行っていたらしい。天海の手には思いだしライトがあった。気を引き締めねばならないと分かっているのに、自然と顔が綻んだ。
天海「じゃあ、はい。約束のモノっすよ」
そして、あっさり投げ渡された。
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