アライさんのような害獣が生きたいと思うこと自体罪なのだ5
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159: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/02/12(月) 00:44:03.95 ID:YPEDiorm0
ハアハアハア…

県議「(我ながら…パフォーマンスが過ぎたかな…。いや、政治家と言うのはこういう積み重ねが大事。
有権者は案外よく見ている)」

肩で息をする県議。『ちょっと言い過ぎ』を軽く後悔しながら相手の出方を探る。


チラリチラリ…


県知事「(そろそろ終わりか。まあ、ここまで足を運んで『吠え声』一つ上げずに帰れば…。
流石に県議殿も後援者に面目が立たんだろうて…)」

知事は知事で、相手の『吐露』が終わるのを待ちながらタイミングを見計らう。
若手の啖呵を受け止めるのも上位の『老人』の役割―これがなかなかしんどい。

―もういいかな―


県知事「そうですな―。何と呼ぶかと問われれば―
普通に『野生動物』『けもの』ないしは―『害獣』と呼ぶ外ないでしょうな」

知事は努めて落ち着いた声で話しかける。

県議「…」キョロキョロ
若手の県議はやや毒気の抜かれたような顔をしつつ、拳の下ろし所を失い戸惑う。

―作戦は成功―

県知事「さあ。一旦腰を降ろして、どうぞお茶の冷めないうちに」

県議は暫く、席を蹴ったものか話を続けるべきか迷った末。
ストンと腰を降ろしお茶を啜り始める。

県議「…」ズズズゥ

知事は少しそれを見守った後、ゆっくり口を開く。

県知事「さて、そろそろよろしいですかな」




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