47: ◆uc0/sWUMkSOW[saga]
2018/02/09(金) 00:54:38.19 ID:LAD5lFozo
巫女侍「……た、たしかにトイレですけど、こんな所で――――」
ポニーテールの似合う黒髪の巫女は立ち尽くしていた。
彼女の前にあったのは、道端に作られた仕切りも目隠しも何もない和式トイレ。
使い方が分からないわけではない。
ただ、すごく心許ない。
活気のある広場から一本脇に入っただけの場所。
幸い今は誰も居ないが、いつ、誰が通りかかってもおかしくない立地だ。
巫女侍「いえ、これもお国のため。……世界を救うためには、聖剣が必要なのです」
巫女侍「何を迷っているのです、私。――覚悟を決めて、ここに来たのでしょう?」ヌギヌギ パサリッ
巫女侍「…………」///
巫女侍「……氏神様、産土神様、御不浄の神様、無防備な私を、どうぞお守りください」///
巫女侍「……ふわぁ♡」チョロロロロ…
勇者「ここに入って行ったかな?」ヒョコッ
巫女侍「きゃあ□△%◎×○□×%???!?!!」///
精霊術師「――ひぇっ!?」ビクーンッ
勇者「うわぁっ!? スマン!」ジー
巫女侍「い、い、いいから出てってくださいよ!」チョロロロロ♡
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巫女侍「――に、逃げなかった度胸は褒めてあげます!」スラリッ
勇者「ごめん、まさか道端で放尿してるとは」
巫女侍「トイレです! トイレでしてたんです!」///
勇者「お互い先を急ぐ身だ。ここは何も見なかったことにしよう。綺麗さっぱり水に流して……トイレだけに」
巫女侍「私いま、喧嘩売られていますか?」
勇者「売ってない売ってない。それよりほら、このブレスレット見てくれ。もう限界なんだ」
精霊術師「ん……っ♡ ふぅ……♡ ふぅ……♡」キュンキュンキュンッ
巫女侍「うわ、赤の点滅……、よく耐えられてますね」
勇者「だからそこをどいてくれ。頼む」
巫女侍「いいですよ。というか塞いでたんですね。ごめんなさい」スッ
勇者「……? いいのか?」
巫女侍「……? なんでそんなこと聞くんです?」
勇者「邪魔しないのか? ライバルなのに……」
巫女侍「勇者同士で潰しあってる場合じゃないでしょう? 聖剣の封印は1日も早く解かれるべきです」
勇者「うわ、良い子……」
巫女侍「…………私いま、喧嘩売られてますよね?」
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