勇者「おしっこ我慢ダンジョン?」
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59: ◆uc0/sWUMkSOW[saga]
2018/02/09(金) 14:39:59.99 ID:LAD5lFozo

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ここでする、と決めてからの少女の行動は石火の如く。
和式トイレの踏み板に足を乗せると、周囲の確認もそこそこに、ピンク色のパンツを膝まで下げて
深い穴の上に屈み込む。
フライング気味に黄金のアーチが堰を切って溢れ出した。

精霊術師「はぁぁぁ……っ♡」/// プシャァァァァ

精霊術師(気持ち良い……、気持ち良い……、気持ち良い……っ♡)

油断しきってうっとりした声をあげる美少女エルフ。
この世の至福を堪能するかのような恍惚。
はしたない猛烈な勢いと量に負けて、肥えたパープルスライムが落ちていく。


勇者(…………ところで、この場所は三方向から見える場所にある)

勇者(一人では目隠ししきれないんだ)

勇者(そして、さっき巫女侍が騒いだせいで、他の冒険者から遠巻きに覗かれてる)

勇者(そりゃね……美少女エルフが、こんな丸見えなところで野外放尿してたら、それは見るよ)

勇者(で。俺は、どこの馬の骨ともしれない奴らの覗きを防げない)

勇者(だったらせめて一番特等席で見てやる。――当然の帰結)


精霊術師「ふぅ……♡」チョロロロロ

勇者「終わった?」クルッ

精霊術師「きゃぁぁあ!? な、なんでこちらを向くんですの!?」/// バッ

勇者「まだだった? 長いね」ジー

精霊術師「後ろ向いて! このスケベ! 変態っ!」/// チョロッ チョロロッ

勇者「……え?」キコエナ-イ

精霊術師「こ、このっ! わざとやってますわね!?」///

勇者「そういえば言い忘れてた。向こうとあっちから覗かれてるから気をつけてって」シレッ

精霊術師「…………え? ――――は?」



覗き魔達と目を合せて、ピシリ。
石のように固まる金髪碧眼の美少女。
それでもおしっこは止まらず、恥ずかしい曲線を描き続ける。


覗き魔A「あんな可愛い子が、お尻丸出しで……」ハァハァ

覗き魔B「うわぁ、まだ出てる。よっぽど溜め込んでたんだ」

覗き魔C「あ、気付かれた……!」


火のように燃え上がる精霊術師の顔。
聖水を出し切った瞬間、濡れそぼった秘所を拭きもせず、一気にパンツを引き上げて。
その必死さがギャラリーを更に沸き立てた。

――ブチンッ、と。彼女の何かが吹っ切れる。



精霊術師「――らっ、雷霆の精霊よ! 我が声を聞けぇッ!」///


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ややあって、安全地帯であるはずの空間に特大級の雷が注いだ。


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