18: ◆3wmi.HUQIo
2018/02/19(月) 00:00:53.78 ID:tEGSKj2l0
「本当に、いつからだったのかね……」
自嘲気味に笑いながら、黒革のビジネスバッグから、自宅の鍵を出す。
―――あぁ、そうさ。
鍵を差し込んだ。
―――戻れるわけが無い。
鍵を回した。
―――戻るつもりも、無い。
鍵が開いた。
―――だって俺はもう。
扉を、開けた。
あなたを抱いてしまったから。
―――パタン。
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