ことり「だってずっと一緒だから」
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2:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 18:06:17.05 ID:SQwzE4HK0
 いつからだろう、海未ちゃんのことを好きと思ったのは。

ことり「すれ違っても分からないくらい…君も僕も大人に…」

 海未ちゃんが紡ぐ言葉が好きで、衣装のアイデアのためにって皆より早めにこの詩が見られるのが嬉しくて。
以下略 AAS



3:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 18:12:53.88 ID:SQwzE4HK0
ことり「今回はどんなのがいいかなぁ?可愛いのより落ち着いたやつがいいかなぁ…?」

 海未ちゃんを可愛くしたり、かっこよくしてみたり。そんなことが出来るのもことりだけ。

ことり「えへへ…悩むなぁ〜♪」
以下略 AAS



4:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 18:21:09.47 ID:SQwzE4HK0
 2月末はバレンタインデーとホワイトデーの間だし、あんまり意識しなくて済むんだ。

ことり「あっ…」

 ―――今日はそんなことなかったみたいだけど。
以下略 AAS



5:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 18:28:06.83 ID:SQwzE4HK0
ことり「女子高なのになぁ…」

 小さい頃よく読んだ少女漫画。そこでは、女の子たちがお互いに好き合っていたの。

 女子高だから、きっと、きっとそんな風になるんだって思って―――いつもの3人で入学出来て嬉しいなって思ってる。
以下略 AAS



6:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 18:37:33.22 ID:SQwzE4HK0
 玄関のドアを開けて、いつも通り自分の部屋まで来て、荷物を置いてベッドに倒れこむ。

ことり「海未ちゃん…今日も可愛かった。」

ことり「やっぱり―――好きだもん。」
以下略 AAS



7:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 18:44:10.60 ID:SQwzE4HK0
 ことりが変なんだってことは分かってるんだけど、穂乃果ちゃんにどんな人が好み?って聞かれても答えられない。

 その時は、恥ずかしくなって―――海未ちゃんの方をちらりと見た。少し微笑みながら、ことりたちを見てた。

 海未ちゃんは―――どう思ってたのかな。
以下略 AAS



8:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 18:48:32.38 ID:SQwzE4HK0
ことり「ずっと一緒…」

 どういう気持ちでこの言葉を選んだの?

ことり「いつものみんな…」
以下略 AAS



9:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 18:53:42.97 ID:SQwzE4HK0
 ほんとはね。分かってるよ。

 海未ちゃんは名家の娘だもん。許婚とは言わなくても、きっと誰かと結ばれるのは決まってるんだって。

 ―――それが、ことりにはなれないってことだって。
以下略 AAS



10:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 18:59:24.10 ID:SQwzE4HK0
 ―――そう思うだけで…

ことり「う゛っ…え゛ほっっ!!げほっっ!」

 いつも、吐き気がする。
以下略 AAS



11:鶯団子[sage saga]
2018/02/24(土) 19:04:05.94 ID:SQwzE4HK0
ことり「こんなに好きなのに…」

 好きでいなければきっと、こんな目に遭わずに済んだんだよね。

 でも好きになっちゃったんだ。どうしようもないの。
以下略 AAS



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