【R18モバマス】佐藤心「孕ませザーメンゴム抜きオプ全マシマシで☆」
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◆K1k1KYRick
[saga]
2018/02/25(日) 07:44:50.62 ID:LwFqZTfs0
しかし、彼女も強がっていたのだ。
引退コンサートで、彼女は有終の美に相応しい最高の歌を届けた。
ファンにアイドルとしての引退を告げた時も溌剌としていて
むしろファンたちの方が元気付けられているようだった。
「お疲れ、はぁと……」
幕裏でステージを降りた彼女に言葉を投げ掛けた俺は
はっと気づいて彼女を人の目のない場所まで誘導した。
「プロデューサー、プロデューサー……!」
彼女はそこでようやく溜め込んでいた涙を見せた。
嬉し涙も悔し涙も、みんないっしょくたにして俺の胸の中で流していく。
俺はずっと彼女が落ち着くまでを抱き締めていた。
その涙には今までのアイドル活動の全てが映っている。
そして眩しいくらいに輝いている。
「はぁと……」
ハンカチで涙を拭っていたその時、はぁとは俺にキスをした。
いつも冗談混じりに騒がしく交わす好意と対称的に
それはどこまでも静かで、どこまでも雄弁に愛を語っていた。
そして、俺はこの時初めて彼女の好意を受け止めたのだ。
彼女を必要としている人間がここにいる事を
彼女を愛している人間がここにいる事を、キスで知らせた。
彼女の優しい桜色の口唇から悲しみを吸い、新たな喜びを注ごうと努めた。
アイドルを止めた彼女を脱け殻にはしたくなかった。
後日、俺は正式に彼女にプロポーズした。
彼女を、アイドルとしてでなく一人の女性として付き合う事を誓った。
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