あなたが目を覚ますと、見知らぬ天井が広がっていた。
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21: ◆ALICE6.PAk
2018/03/08(木) 10:07:04.06 ID:SLggp9pA0
>>17
 あなたはふと思い立って、自分の手を自らの股間に近づけていく。
 麻の囚人服を捲ると、飾り気のない麻の下着が現れる。
 更にあなたがそれを脱ぐと、麻布の向こう側に、ささやかに秘められた局部が見える。
 まだ産毛が生え始めたばかりの恥丘の奥に、しっとりと閉じられた縦筋が隠れている。
 性の成熟からはまだほど遠いそこは慣れない外気に晒され収縮している。
 その秘部からは性的な経験はまるで感じられず、純潔のままであることが外見からもよくわかる。

>>19
 ではあなたは襤褸の麻布を畳むと、それと手記を小脇に挟んで扉を開ける。
 石の扉は重く、分厚く、あなたの華奢な手では一寸も動かない。あなたは肩から全身の力を込める事で、ようやく扉を動かすことに成功する。
 石の扉はあなたの全体重を載せて、鈍い音と共に少しづつ動いていく。
 扉が動くと共に埃が舞い散り、砂屑がこぼれ落ち、あなたの肺を痛めつけていく。

 やがて長い時間の末、扉は30度ほど開き、あなたは蹌踉めきながら扉の隙間から脱出する。
 あなたが部屋から抜け出すと同時、開き始めていた扉は鈍い音を立てて閉じていく。
 開扉時の苦労がまるで嘘か夢幻のように、扉はぴったりと閉じ、再び静寂を保ってしまう。
 扉には取っ手などもなく、押してもまるで動く気配がない。
 少なくともあなた独りの力では、この扉をもう一度開くことなどできないだろう。


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