あなたが目を覚ますと、見知らぬ天井が広がっていた。
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◆ALICE6.PAk
[saga]
2018/03/10(土) 00:34:01.53 ID:/WXe2NK00
>>42
ではあなたは麻布とカンテラを、それぞれベルトに掲げていく。
麻布をベルトに巻き付け、カンテラの取手を腰に引っ掛ければ、あなたの両手を遮るのは読めない手記だけになる筈だ。
少なくとも片手で短剣を扱える程には、手の自由が効くだろう。
あなたは今一度、石橋の向かいに存在する両開きの扉を一瞥する。
あなたの身長よりもかなり大きな全長を持つそれは、一面に大きな画が描かれている。何が描かれているかは、ここからでは読み取れない。
周囲には装飾が為され、扉により一層の神聖さを与えている。
あなたはリィンに、あの扉についてを訪ねた。
「あの扉かい? ふふ、とても面白いものがあるんだ」
「ボクも見せたいと思ってたんだよ! ほら早く、きっと驚くよ!」
好奇心と期待に満ち満ちた声で言うと、リィンはあなたが静止する間もなく扉の方へ飛翔していく。
翅が鱗粉を漂わせ、中空に翡翠色の線を作る。
どうやらあなたが提案するまでもなく、彼女はあなたについていく気があるようだ。
リィンは装飾された扉の前で、中空に揺らめきながらあなたを待っている。
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