あなたが目を覚ますと、見知らぬ天井が広がっていた。
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◆ALICE6.PAk
[saga]
2018/03/12(月) 08:39:33.38 ID:RJGmac4D0
>>48
あなたは扉を開いたまま振り向くと、再び部屋の中の探索を始める。
あなたが扉から離れると再びひとりでに扉は閉まり、画の輝きも元に収まる。
女神像に近づいていくと、今度はあなたは正面から女神像を見ることになる。
象牙色の像は頭上の石の光を浴びて、橙色に染まっている。表面はよく磨かれており、触れてみれば取っ掛かりのひとつもない。
それは女性を模っている。背中には四対計八枚の翼が生え、身体には薄いキトンが一枚だけ羽織られその身体を隠している。
その顔には慈愛の笑みが浮かんでおり、どことなく母性を感じさせる。
右肩にはリィンが座り、ぶらぶらと両足を動かしながら、興味深げにあなたを観察している。
続いてあなたは、像を取り囲む台座に足を向ける。
それぞれの台座で共通して、それらは三角錐の形状をしている。素材は簡素な石で出来ているが、表面は綺麗に磨かれている。
剣の天辺には横一文字に何かを嵌めるための穴がある。うち一つは剣が収められ、残りの二つには何も収まってはいない。
台座にはそれぞれ、腹に見られない文字が刻まれていた。像の右後ろ、像の左後ろ、像の正面の台座ごとに、次のようなものが刻まれている。
ttps://pbs.twimg.com/media/DYC02QlUMAEBNjz.jpg
剣の正面の台座までいくと、収められた剣を観察する。
それは100cm程度の長さがある、両刃の直剣だ。腹を女神像に向けて、静かに収まっている。
その剣の柄も刃も、薄い緑色の石が用いられている。握りや柄頭には大した装飾が為されておらず、鍔は翼を模って掘られている。
あなたが近づくと、剣は全体に緑色の光を放ち始める。あなたが近づいてきたことを喜ぶように、或いはあなたに握られることを望むように。
「シャルナスというんだ」
女神像の肩に乗ったまま、リィンが口元に笑みを浮かべて言う。
「"秘翠のシャルナス"。その剣の名前だよ」
「普段はボクが近づいても全然光ってくれないんだけどね。どうやら彼女は、あなたがとても気に入ったみたい」
リィンがそう言うと、剣はまるで名前を呼ばれて返事をするかのように、その光を強める。
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