ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga]
2018/03/14(水) 01:01:06.24 ID:ZglLaJqo0
…case・ドロシー×プリンセス…
ドロシー「…は?」
L「聞こえたはずだ、『D』」
ドロシー「いや、聞こえたけど……プリンセスにハニートラップを仕掛けろ…って」
L「そうだ。今の所「チェンジリング作戦」は上手く行っている……が、この世界に『シロ』の者などいない、いるのは黒か灰色だけだ」
ドロシー「ましてや自分からこっちに加わってきたプリンセスとあらば、なおの事信用できない…か?」
L「そうだ。そこで『D』、お前がプリンセスに甘い顔を見せて本音を聞き出せ…どんな手段を使っても構わん」
ドロシー「…了解」
…部室…
プリンセス「美味しい紅茶ね…ドロシーさんもいかが?」
ドロシー「そうだなぁ、あたしは酒の方がいいけど…ま、頂くよ」
ベアトリス「珍しいですね、ドロシーさんがそんなに素直に」
ドロシー「なんだとぅ?」むにぃ…!
ベアトリス「い、いふぁいれすぅ…もう、ほっぺたがちぎれるかと思ったじゃないですか」
ドロシー「ふふ、そういう生意気な口をきくからだろ……っと、あちっ!」パチャ…!
ベアトリス「ほら、そうやってふざけているからですよ!」
ドロシー「あちゃー…なぁベアトリス、悪いけどあたしの部屋から代わりの服を取って来てくれないか?」
ベアトリス「えぇー?私はドロシーさんのメイドじゃないんですよ?」
ドロシー「仕方ないだろ…まさかこの濡れた服で帰るわけにはいかないし、ここに置いてある着替えって言ったら『活動用』の服だけなんだよ」
プリンセス「…ベアト、ドロシーさんの着替えを取って来てあげて?」
ベアトリス「姫様がおっしゃるなら……じゃあ取ってきますね」
ドロシー「頼んだぞ…クローゼットの中の服を見て鼻血を噴くなよ♪」
ベアトリス「誰がですか!…まったくもう……」
プリンセス「くすくすっ…表向きはああ言ってはいるけれど、ベアトはドロシーさんが嫌いじゃないのよ♪」
ドロシー「分かってるさ…何しろスパイだもんな?」
プリンセス「ふふ、スパイにしてはベアトは正直だけど♪」
ドロシー「かもな…って、冷たいな」
プリンセス「ティーカップ一杯分を浴びてしまったものね…ハンカチを貸してあげるわね?」
ドロシー「いや、胸元だけだし着替えも取って来てもらってるからな……よいしょ…」するっ…
プリンセス「…」
ドロシー「……ところで、プリンセス」
プリンセス「何かしら?」
ドロシー「ベアトリスもいないから言うけどさ……あたしの事、どう思ってるか…教えて欲しいんだ///」
プリンセス「それはもう、大事なお友達で『チーム白鳩』の頼れるメンバーよ?」
ドロシー「そうじゃなくて……あたしはさ、プリンセスの事が…」ずいっ…
ベアトリス「はい、取ってきましたよ……って、なんでそんな格好をして姫様に迫ってるんですか///」
ドロシー「お、悪いねぇ…って、真っ赤になってるってことはあたしに気があるのかー?」
ベアトリス「な、何いってるんですか…とにかく着替えて下さいっ!」
ドロシー「はいはい」
プリンセス「…ふふふ」
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