11:>>1[saga]
2018/04/16(月) 21:03:56.45 ID:wSrl54q90
>>9 ミスった…
王馬「…見つからなければいいんだ。見つからなければ、アレに殺されることなんてない…。」
元より小さい体、いくらアバターと言えども現実の姿に限りなく似せられたこの体なら、この横穴で息を潜められるだろう。音をたてずにゆっくりと横穴の中へ入り込む。さて、いつまでこの横穴に息を潜めようか…そんなことを思った。
─ズシン、ズシン、少しずつ追手の足音が近付いてくる。アレに見つかってはいけない……そう考えて、体を後退させる。
けれど、そんなことに意味はなかった。
ブチッ…ブチブチブチッ!
肉が引き千切られる鈍い音。まるで水が撒き散らされたかのように鮮血が飛び散り、横穴の壁を赤く彩った。
王馬「──っ!?!?!?!?」
声にならない悲鳴が横穴に響く。
横穴に響いて──呼んだ。
ガサガサガサ、横穴に反響する何かの音。
後ろを向いた時にはもう遅い。
平たいような、自分を追っていたのとは別のモンスターが目を光らせている。
──ようこそ、獲物さん。そしてさようなら。
モンスター達は躊躇することなく、目の前で動けなくなったモノに容赦なく飛びかかった。
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