21:名無しNIPPER[saga]
2018/04/22(日) 22:22:18.57 ID:FVAXGjv/0
◇
そんな私と天龍ちゃんの歪んだ日々に終わりが来たのは、初めてセックスをした日から半年ほど過ぎた時だった。
天龍ちゃんはいつものように出撃に行った。
もちろん、前日もセックスをしたし、その日もセックスをすると思っていた。
天龍ちゃんが疲れて帰ってくると思い、軽くつまめる料理も作っておいた。
しかし、天龍ちゃんは帰ってこなかった。
翌日、提督から天龍ちゃんが敵潜水艦の攻撃を受け沈んだと伝えられた。提督は任務を遂行し、立派な最期だったと私に言った。
不思議と私は、天龍ちゃんが沈んだと聞いて何も感じなかった。
それからの私は、何かを感じるということが少なくなった。
出撃で敵艦を前にしても動じなくなった、お風呂に入ってもご飯を食べても何も感じなかった。
他艦娘との会話もすべて機械的にこなした。機械的と言っても、なるべく普段と変わらないように接した。
大抵の艦娘は私の普段と変わらない様子に安堵したようだったが、唯一、大井ちゃんだけは私のちょっとした変化に気づいていたようで、よく私の部屋に北上ちゃんを連れて来てくれた。
来てくれてありがたいと感じた。しかし、嬉しいや楽しい、面白いとは感じなかった。
27Res/22.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20