淫魔の国と、こどもの日
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7: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:10:57.50 ID:QqWy6NJ20

勇者「……何で?」

堕女神「申し訳ありません、私にも……事態が……」

何度手を見やっても、そこには刻まれた“時”がない。
まっさらで傷一つなく、剣を握り続けた故の隆起もない。
取ってこさせた鏡を覗き込めば、そこにはすでに遠くなった昔の、農作業の合間に川面に映した時そのままの幼い面影が映し出されていた。
生まれてきて十年を越えたばかりの頃――――まだ自分の使命も運命も、宿命さえ知らなかった、あの頃の。

堕女神「陛下。その……確かに、幼少の頃のご自身の御姿であらせられますか?」

勇者「間違いない。でも、そうか。俺は……こんな顔だったのか」


鏡の中には、やや緊張した様子の――――小さな、子供の顔があった。


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