アライちゃんのいる日常4
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128: ◆19vndrf8Aw[saga]
2018/06/01(金) 08:15:39.46 ID:tbaJn6duo
店員「あの双頭アライちゃんも同じです。もしあれが、遺伝子レベルでの突然変異であれば、新種であるため研究する価値は大いにあるでしょう」

レア動物マニア「ああ…。あれはどう見ても遺伝子の変化による突然変異じゃなく、細胞分裂がうまくいかなかっただけの奇形ですね」

店員「…母胎内での発生過程になら研究の価値はあるかもしれません。しかし、産まれてしまった後では、別にアレから得られる知識なんてろくにないんです」

店員「色々実験や調査しても、せいぜいあの奇形個体1匹の体の構造が分かる程度です…。じゃあ、そこから得られた知識が、何かに役立つでしょうか?」

レア動物マニア「いや…。体の仕組みが分かっても、あの奇形アライちゃんが死んだらそれまででしょうね…。特に何かの役には立たないかも…」

店員「研究機関いわく、『万が一遺伝するものであるならば、アライさん遺伝子の解明に役立つかもしれないが、可能性は限りなく低い』だそうです」

レア動物マニア「…」

店員「『成長ホルモン等の脳から伝達される物質が、二匹分送られたらどう働くかは若干、多少興味がある』とのことで、一応研究所に売り飛ばせば僅な儲けにはなるそうです」

レア動物マニア「研究する旨味があまりない以上、やっぱ人の手に渡った方がいいんでしょうね」

店員「獣医さんからは、生きていくのに必要な臓器は全て揃ってると言われています」

店員「短命ではあるでしょうが…、アライちゃんは元々た…」ピタッ

レア動物マニア「ん?」

店員「…何でもありません。まあ、普通のアライさんよりは短命でしょうね」

レア動物マニア(何を言いかけたんだ…?)

そうしてレア動物マニアは店を去り、他の客たちとすれ違い、昆虫を持って帰宅した…。


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