【リョナ注意】緑輝「歯形祭り。」葉月「はっ?」【響け!ユーフォニアム】
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287:285/345 ◆WJBKjMiKIY[saga sage]
2018/06/06(水) 23:37:59.95 ID:M8lWXEdT0
あすか「あ、憶えてないならいいや。今日は色んな事があったからね。」


久美子「はあ……。」


あすか「ちょっと脱線したね。この能力は対象の脳に作用する、という点では人間を眠らせる能力と似ている。但し人間を眠らせる場合には脳が無防備になった瞬間を狙う必要があるんだ。だから常に警戒している人間には使えない。吸血鬼ハンターなんか、特にそうだね。それ以外の普通の人間だったら、割と簡単に眠らせられる。」

あすか「元々これは吸血をスムーズに行う為の能力だろうね。起きている人間の皮膚を傷付けて血を飲むよりも、眠っている人間の皮膚を傷付けて血を飲む方が、断然遣り易いだろうから。……しかも、若しかしたら対象に、『吸血鬼に遭遇した』と知られずに血を飲む事が出来るかも知れない。」

あすか「詰まり、『目が覚めたら体に傷が付いてた。寝ているあいだになにかで切ったかな?』とでも思わせる事が出来れば、完璧。但し、眠らせるのにも呪力を消費するから、そーほいほいとは使えないよ? ……あ、呪力というのは吸血鬼が特殊な能力を使う際の、エネルギーの事ね。呪いの力、で呪力。磁力じゃないよ?」

あすか「……まあ、自分の近くに居る普通の人間を眠らせるだけなら、消費量はそう大した事は無いよ。但し、対象との距離が長くなればなる程、消費量は増える。あと、消費量は対象の脳の警戒具合にも因るね。これが面白い所で、常に警戒状態の人とか、常に無防備状態の人というのは、滅多に居ない。」

あすか「大抵の人は警戒と無防備の状態が目まぐるしく入れ替わっていて、能力を発動しても、警戒が解けている瞬間じゃないと眠らせられない。しかも、警戒しているか否かは外からは判別出来ない。だから、仮に常に警戒状態の人をそうとは知らずに眠らせようとした場合、消費量が無駄に増えるだけ、という空しい事になる。」

あすか「因みに、眠らせるのが一番簡単なのは、近くに居る一般人……ではなく、実は自分の眷族なんだな。……眷族は、主人からの能力の使用に対しては、常に全くの無防備なんだ。だから眷族とのテレパシーも好きな時に使えるんだろうね。で、その理屈だと、常に無防備状態の人になら、眷族でなくてもテレパシーが使える筈だよね?」

あすか「多分、そうなんだろうね。個人的には一度も遭遇した事は無いけど。……因みにテレパシーを使うには、相手の居る方向を正確に知っておく必要がある。この点、真性吸血鬼にはソナーみたいな能力も同時に備わっていて、自分の眷族がどっちの方向に居るのかは、簡単に感じる事が出来るんだ。益々便利でしょ。」

あすか「……因みに、眷族以外の吸血鬼や普通の人間の位置も、簡単じゃないけど感じる事が出来る。但しどっちにしろ呪力は消費するよ? ……まあ、『ソナー』の消費量は、テレパシーで会話をするのに比べたら微々たる物だけどね。で、方向が判ったら、その方向に対して脳内から声を出す、みたいな感じかな。」

あすか「当然、遠くの人間に伝えるには『大きな声』を出す必要があるから、呪力の消費量は増える。但し、障害物に邪魔される事は無いんだ。『ソナー』で方向が判ると同時に、そこに居るのが誰なのか、という事も呪力的に、と言うとなんか変だけど、感じる事が出来て、その個人にだけ伝わる声を出す、みたいな感じかな。」

あすか「だから、あいだに他の眷族が居ても、『混線』する事は無いんだ。逆に言うと、同時に複数の相手に呼び掛ける事は出来ない。……いや、若しかしたら出来る人も居るのかも知れないけど、少なくとも今のわたしには出来ないね。これは人を眠らせる時や、眠らせた人に夢を見せる時も同じ。」



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