【リョナ注意】緑輝「歯形祭り。」葉月「はっ?」【響け!ユーフォニアム】
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289:287/345 ◆WJBKjMiKIY[saga sage]
2018/06/06(水) 23:38:59.82 ID:M8lWXEdT0
久美子「……あの、呪力って限りがあるんですよね? そんなに無駄遣いしちゃって大丈夫なんですか?」


あすか「ああ、だいじょぶだいじょぶ。対象の五感を全てコントロールする、と言うと凄そうに聴こえるかも知れないけど、なぜか消費量はそれ程多くないんだよね。……多分、人間の脳には元々、『眠っているあいだに夢を見る』という機能があるから、それを使わせて貰ってるんだろうね。」

あすか「因みに、今更かも知れないけど、今言った能力は全て真性吸血鬼にしか使えない。人間上がりはちょっと力が強くなって傷や病気にならなくなって、死ぬまで主人に仕えるだけ。言わば、兵隊みたいな感じだね。実際そうして来たんだろうね。人間の血を安定的に確保する為には、広い『縄張り』が必要だろうから。」

あすか「『ソナー』で人間と吸血鬼の位置を把握したり、テレパシーで好きな時に眷族と情報を交換したり、夢の中に入って相手から情報を引き出したりするのは、全部『戦争』に適した能力だ。……イメージしただけで相手を攻撃出来る、なんてのはその最たる例だね。しかも見えない物体で、音も無く攻撃出来る。」

あすか「詰まり、わたしの能力は、全部古の吸血鬼達の血みどろの『軍拡競争』の果てにある、と言っても過言では無いんだよ。……端的に言えば、強い個体が子孫を残した。但しこれは、わたし達が『進化して能力を獲得したならば』の話だけど。……うーん、結構話したね。久美子ちゃん、優子ちゃん、付いて来れてる?」


久美子「いえ、あんまり。」


優子 「……同じく。」


あすか「そっか。麗奈ちゃん。」


 そう言うと、あすか先輩は十秒程沈黙した。多分、テレパシーで会話していた。


あすか「……じゃあ話題を変えよう。……わたしは真性吸血鬼の父親と、人間の母親のあいだに生まれた、生まれながらの吸血鬼だ。……噛まれて後天的に吸血鬼になった訳じゃない。だから、体のどこにも歯形は無い。ここら辺はいいよね?」


 誰も声を上げない。沈黙は同意を意味していた。



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