【安価・コンマ】女神「もう一度、青春を味わってみない?」 無職「んえ?」
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ドーモ=デス
◆GgZ.pGaTW2
[saga]
2018/07/05(木) 21:44:56.25 ID:LWXZ3yk+0
兵士長「…………それは、どういう意味でござるか?」
無職「エルフは、森の中で暴漢に襲われててな」
無職「彼女自身、俺を庇うように叫んでくれたんだわ。とてもやさしい子だとは思う」
無職「だけど……俺なんかが分かったような口を利くのもあれだが、救いを渇望、してたような……」
無職「…………何かあったのかはわからないが、俺はそう思えたんだ」
無職(我ながらふわっとしているな……)
無職(だが、俺が彼女のボディーガードだとエルフの記憶を書き換えた時、彼女のその感情は消えたように思えた)
無職(もしかして、だが……聞く限りじゃ、エルフはものすごい才能の持ち主だったと)
無職「エルフって……学園じゃ、孤立してたりするのか?」
兵士長「ん、そう、でござるよ……才能の差から生まれた僻みで、彼女の周りに人は来ないでござる」
兵士長「しかしどうしてまた……そんなことを?」
無職「孤独っていうのは、辛いもんだろ? 支えがないっていうのは、寂しいんだわ」
無職(彼女がなぜ森に入ったのかはわからない)
無職(それでも俺は、彼女の瞳に昔の自分を覚えたんだ)
無職「どん底にいるときは無双するもんだろうがよ。這い上がれるための救いをさ」
無職(……一人ぼっちで、知っている人も、知らない人も、全部『人だ』としか認識できないような)
無職(考えすぎか? ……つっても、そう思えたってだけだしな)
兵士長「ク、ククク…………」
無職「んお?」
兵士長「いや、失礼。実に面白いものだと思えてしまって」
無職「…………??」
兵士長「彼女が森に潜った理由、聞きたければ彼女に聞くといいでござる」
エルフ「!」ビクッ
無職「でぇっ!? ―――起きてたのかよっ!?」
兵士長「さて、ここは自由に使っていいでござるから」
無職「ど、どこに行くつもりなんだ?」
兵士長「まだ残業が残っているでござるからね……散歩、でござるよ」
兵士長「では、おやすみでござる」
兵士長「エルフの『ボディーガード』殿? ククク…………」キー、パタン
無職「」
無職(あの、女神さん?)
女神(んみゃ!? な、なにかしら?)
無職(寝てんじゃねーよ。……俺の能力ってさ、エルフだけに効く、とかじゃなかったの!?)
女神(……言ったじゃないの。いい? 貴方が天動説を唱えたらね、人々の思想が変わるんじゃないの)
女神(世界の法則が、根っから書き換えられるの)
無職(つ、つまり……?)
女神(貴方は、過去に生きていた……ボディーガードとしての貴方が、世界のすべてに適用されたことになるわ)
女神(エルフの関係者なら、貴方を知っている、ということになるんじゃないかしら?)
無職「」
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