【安価・コンマ】女神「もう一度、青春を味わってみない?」 無職「んえ?」
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88:ドーモ=デス ◆GgZ.pGaTW2[saga]
2018/07/05(木) 21:44:56.25 ID:LWXZ3yk+0


兵士長「…………それは、どういう意味でござるか?」

無職「エルフは、森の中で暴漢に襲われててな」

無職「彼女自身、俺を庇うように叫んでくれたんだわ。とてもやさしい子だとは思う」

無職「だけど……俺なんかが分かったような口を利くのもあれだが、救いを渇望、してたような……」

無職「…………何かあったのかはわからないが、俺はそう思えたんだ」

無職(我ながらふわっとしているな……)

無職(だが、俺が彼女のボディーガードだとエルフの記憶を書き換えた時、彼女のその感情は消えたように思えた)

無職(もしかして、だが……聞く限りじゃ、エルフはものすごい才能の持ち主だったと)

無職「エルフって……学園じゃ、孤立してたりするのか?」

兵士長「ん、そう、でござるよ……才能の差から生まれた僻みで、彼女の周りに人は来ないでござる」

兵士長「しかしどうしてまた……そんなことを?」

無職「孤独っていうのは、辛いもんだろ? 支えがないっていうのは、寂しいんだわ」

無職(彼女がなぜ森に入ったのかはわからない)

無職(それでも俺は、彼女の瞳に昔の自分を覚えたんだ)

無職「どん底にいるときは無双するもんだろうがよ。這い上がれるための救いをさ」

無職(……一人ぼっちで、知っている人も、知らない人も、全部『人だ』としか認識できないような)

無職(考えすぎか? ……つっても、そう思えたってだけだしな)

兵士長「ク、ククク…………」

無職「んお?」

兵士長「いや、失礼。実に面白いものだと思えてしまって」

無職「…………??」

兵士長「彼女が森に潜った理由、聞きたければ彼女に聞くといいでござる」

エルフ「!」ビクッ

無職「でぇっ!? ―――起きてたのかよっ!?」

兵士長「さて、ここは自由に使っていいでござるから」

無職「ど、どこに行くつもりなんだ?」

兵士長「まだ残業が残っているでござるからね……散歩、でござるよ」

兵士長「では、おやすみでござる」


兵士長「エルフの『ボディーガード』殿? ククク…………」キー、パタン


無職「」

無職(あの、女神さん?)

女神(んみゃ!? な、なにかしら?)

無職(寝てんじゃねーよ。……俺の能力ってさ、エルフだけに効く、とかじゃなかったの!?)

女神(……言ったじゃないの。いい? 貴方が天動説を唱えたらね、人々の思想が変わるんじゃないの)

女神(世界の法則が、根っから書き換えられるの)

無職(つ、つまり……?)

女神(貴方は、過去に生きていた……ボディーガードとしての貴方が、世界のすべてに適用されたことになるわ)

女神(エルフの関係者なら、貴方を知っている、ということになるんじゃないかしら?)


無職「」






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