みれえっち旅情編
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2018/07/11(水) 00:58:29.06 ID:xR15Irtj0
 地方でのロケは何事もなく終わって、あとは東京に戻るだけになった。
 ほんとはすぐに帰るつもりだったんだけど、せっかくの機会だから後泊することにした。
 最近は忙しくてプロデューサーと二人でゆっくりする時間もとれなかったから、ちょっとうれしいな。

 ご飯を食べて、温泉に入って。
 浴衣を着たまま温泉旅館によくある卓球で遊んだ。
 プロデューサーは強かったけど、体力勝負ならウチのほうに分があった。
 だってすぐにへばってへなちょこになっちゃうんだモン。後半は勝負にならなかったな。

 それに、あいつはウチの浴衣姿に気を取られていた。
 ちょっと胸元がはだけたりしたら、とたんに視線がそっちに行っちゃうんだ。
 本当に、ヘンタイなんだから。

 ちょっと前までは、男のヒトのそういう視線なんて全然わからなかった。
 ウチにはまだ関係ない、もっとオトナの人たちの話なんだって勝手に思っていた。
 プロデューサーが、ウチをこんな悪い子に変えちゃったんだ。
 
 周りからは、最近色っぽい演技もできるようになったね、なんて言われるようになった。
 ウチはそんなつもりは無いんだけど、みんなが言うならきっとそうなんだろう。
 なあ、プロデューサー?



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