神谷奈緒「アンタに『可愛い』って言われたら、何でもシちゃうかも」
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2: ◆FreegeF7ndth[saga]
2018/07/14(土) 22:47:49.84 ID:4Ftt2ipRo


街角でいきなり「可愛い」ってアンタから言われたとき、あたしはタチの悪い冗談だと思った。
それまで男の人から可愛いなんて、お世辞でしか言われたことがなかったし、

実際あたしに可愛げなんてものはなかった。
ちょっとでも持ち上げられると、くすぐったくて首をぶんぶん振って否定した。
それを面白がられてイジりで褒められることは多々あったけど……それをカウントするのはなぁ。

でも、アンタの「可愛い」は、最初からいつも真剣で、疑問を差し挟む隙間がなくて、
あたしも真に受けて、乗せられて、アイドルになって……。

あたし、アンタに『可愛い』って言われたら、何でもシちゃうかも。



まさか、エッチまでするとは思わなかったけど。





アンタの「可愛い」は軽い。
ハッキリ言って、重々しさなんかまったくない。比べるなら加蓮や凛と大差ない。
でもあの二人と――性別も年齢も違うのに――似た軽さを出すのは、逆にすごいかもしれない。

でもアンタの褒めはあたしをフワフワと浮つかせる。するときは、特に。
うなじとか後ろ髪がざわざわと湯通しされたように熱くなる。

頑固なあたしの髪がこの時ばかりはフニャフニャになる。
そんな後ろ髪をたくしあげて、見えないところに唇を刺してキスマークをつけてくる。



アンタは、あたしの背中側から手を回して抱きしめるのが好きなのか?
その姿勢でささやくと『何でも反応が――可愛くなるって』――あっ、また可愛いって言った。
耳元でじわっと淡い声音を注がれると、確かにあたしは声を上ずらせたり、肩をビクつかせたりしてしまう。

ここへの刺激は、何回エッチしても慣れない――手を変え品を変えやってきやがって。
耳から頭蓋骨の裏側までソワソワする。期待で心臓がくるくる落ち着かなくなる。



後ろから『自分ではどういう風にいじってる?』と最初に聞かれたとき、
あたしはモノの見事に墓穴を掘った――なんでそんなコトまで知ってるんだよ?――なんて。

あたしは開き直った。
しょうがないだろっ、あたしだってフツーの女子高生だったんだから、興味ぐらいあるよ!

というかアイドルだって人並みにエッチなコトに興味あるんだぞ?
そして同僚だけでもいろんな年齢層の人と絡むから、知識だけは同じ年齢並かそれ以上だったりする。
一人でするって、そんなにアブノーマルじゃないだろー。

そもそもなんで見せなきゃならんのさ、と抵抗してみるが、丸め込まれる。
『奈緒の気持ちいいところを、奈緒から聞きたくて』――そりゃあ、口で説明なんかシたくないけどよー。



まぁいいや。
こう……さ、ボディオイルで手とか濡らしてさ……そうそう、湯煎で人肌に温めて。
完全にソッチ用途のローションは買えないよ。あたしだってJKでアイドルだからな、一応。

『オカズは何か使う?』――オカズって、明け透けだなぁホント。
アンタの写真とか声とか勝手に録って使ってるって言ったら満足かよ。

いや……まぁ、その……試しに、な。
今、可愛いって、言ってくれないか……?



うわぁああああううううぅっ……実際に言われると、キてるな。

『背中丸めないで体を見せてくれ』――いや、コレは、普段、こうしてるんだよ。
なんかお腹の中の赤ちゃんみたいな姿勢だけどさ。
こうすると、なんか、中にあったかいのが集中して、そ、その、イキやすい気がするんだよ。
見えにくいかもしれないけど、そもそも見世物じゃないんだから……もー。

『手伝ってやる』って――うわぁ、髪の毛の匂いなんか嗅ぐなよー!
洗っちゃいるけど、その、なんだ――『桃みたいな匂いがする』――
うっ、うるさいっ、そんなコト言われて喜ぶやつがいるか!? そりゃきっと制汗剤だよ!


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