【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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154: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2018/08/10(金) 23:27:55.07 ID:r3qAE7nSo

夏凜「なら、撤退するわよ」

風「そうするっきゃないわよねぇ、天乃がいなければ世界の為だ! とか言って居残るのもあるんだろうけど」

樹「久遠先輩がいなければ、まずここにきてなかったけどね」

天乃がいなければ。

きっと、仮初の平和に甘えてそこに浸っていたかもしれない

天乃がいない分、頑張らなかった自分たちが今以上の苦労をして

その療養に努めていたかもしれない

いずれにせよ、天乃がいて、今、自分たちはここにいるのだから

園子「帰るんよ。絶対に。投げ出していい命はここにはないよ」

東郷「そうね。生きて帰りましょう。帰ればまた、来られるのだから」

夏凜「…………ん」

夏凜は目前にまで迫ってきそうな敵の軍勢を前にして落ち着いた様子で瞼を閉じる。

防人の中には動揺する者もいる。今にも逃げ出そうというような者もいる

けれど勇者部の中にそんな者がいるはずもなく

その冷静さは防人の部隊全体に安心感さえ与えていて、

怯えてしまっていた子達も次第に落ち着いていくと、鎧の擦れ合う微かな雑音が止まった

夏凜「鳴りやんだ……ま、私達が殿を務めるわけだから安心して後退していくこと。下手に騒げばあんたたちの方に矛先が向くんだから」

「は、はいっ」

芽吹「余裕があれば銃剣隊は前方に一斉掃射、指揮は――」

東郷「砲撃指揮官は私が努めます」

芽吹「分かりました。任せます。銃剣隊は東郷さんの指示に従って行動してください」

銃剣隊の揃った返答に頷いた芽吹は大きく息を吸って、吐く

芽吹「ではこれより撤退を始めます! 各員行動開始!」


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