【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2018/08/19(日) 01:08:48.69 ID:BpdQjePoo
夏凜「撤退……ね」
みんなを信じているとはいえ、これはある意味一か八かの賭けだった
真逆の考えを持つ可能性は少なからずあるし、
それを考え裏を読んだ行動に移る可能性も十分にある
人間なのだから当然だ。
その場合は一部撤退、一部残留の地獄絵図になることだろう
しかし、それでも夏凜が撤退を決意したのには理由があった
一つは、最初に命令した「撤退優先」というものがあること
一つは、自信があってもそれは決して慢心ではないこと
一つは、ここに天乃が存在していないこと
夏凜「それと……全員の足並みがそろってるってこと」
夏凜は撤退しろと言いつつ、その場にとどまるような動きをした
なのに、全員がそれに合わせるように動いてきたのだ
それはある意味、夏凜=勇者部と言っても過言ではない
全員が撤退可能圏内、護衛対象は離脱済み
それゆえに
夏凜「この場に居座る意味も義理もないってことよ!」
夏凜は蠍座の動きを警戒しつつ、一瞬の間をおいて身を翻し全力で逃走を図る
二つ手前に足場にした部分が抉られるような爆音が響く
夏凜「振り返るな――走れぇッ!」
自分に、そして確実に周りにいる勇者部へと、夏凜は声の限り叫んだ
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