【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【十六輪目】
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246: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2018/08/20(月) 00:41:41.27 ID:eqGYKxaBo

東郷「邪魔になるのは……星屑ね」

乙女座には大してダメージを与えることはできないというのもそうだが、

星屑は友奈に攻撃を仕掛けるというよりも、

周りをうろついて警戒させ、乙女座の攻撃を死角に置こうとしているような動きをしているように感じたのだ

現に、スコープから見える友奈の動きは星屑8割、乙女座2割の警戒割合になっている

一番近くにいる敵を警戒するのは当然で、こればかりは仕方がないことだと言っても良い

東郷「だから……私がここにいる」

散々言われてきたことだ

機動力に欠け、なおかつ遠距離での戦闘が可能な自分は【味方の二つ目の武器】だと

逃げる足がないなら、逃げる必要のない場所にいればいい

皆が最前線にいる中、最後尾にいることは決してずるいことでも楽な仕事でもない

最前線のみんなは自分と隣接する仲間だけを気にかければカバーしきれるが、

最後尾の東郷だけは、一人で自分を含めた全員を常に気にかけている必要があるから

東郷「……広い視野が必要だと痛感したあの出来事があったからこそ。今の自分がここにいる」

もう繰り返さない、もう失わない、失わせない

思いと覚悟でグリップを握り、東郷はトリガーを引く

友奈の動き、星屑の動き

それらをぎりぎりまで観察してからの正確無比な一撃は友奈を翻弄する星屑を確実に打ち貫き、崩壊させる

東郷「命中……友奈ちゃん、援護するから、走って」

吹き飛んだ星屑に気づいた友奈の目が自分へと向けられたのを感じながら、東郷は聞こえない声で呟く

東郷の援護で危機を脱した友奈を含め、勇者部全員が結界の中へと逃げ込むのと同時に、バーテックスが結界へと接触し、弾かれる

本当に、ギリギリの撤退戦は多少の友奈の負傷の身に留めて、成功することができたのだった


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